作者: 赤染衛門(あかぞめえもん・生没年未詳)赤染時用の女。中古三十六歌仙の一人。母は平兼盛(40番の作者)の妻だったが、時用と再婚した。このとき赤染衛門を懐妊していて、実は兼盛の子であったといわれている。藤原道長の室倫子に仕え、のちに上東門院彰子にも出仕した。紫式部や清少納言とも親しかった。
出典: 後拾遺集・恋二