意味:
 川瀬の激しい流れが、岩にせきとめられて別れ別れになっても、いずれ一つになるように、私たちもきっと将来再び逢おうとおもっているのです。

作者:
 崇徳院(すとくいん・1119〜1164)第75代天皇。鳥羽天皇第一皇子。母は待賢門院璋子。5歳で即位したが、鳥羽上皇の寵妃美福門院の子、近衛天皇が擁立されたために心ならず譲位。後に保元の乱を起こしたが敗れて讃岐に流され、その地で崩御された。

出典:
 詞花集・恋上



読み(現代表記):※赤字がきまり字です。
 をはやみ いわにせかるる たきがわの われてもすえに あわんとぞおもう