2003/10/11,12 環境行政改革フォーラム(東京)に参加 東京都新宿区の早稲田大学理工学部大久保キャンパスで、 2日間にわたって開かれた「環境行政改革フォーラム」に参加した。 |
プログラムから 1日目 <記念講演> 「情報公開法改正に向けて」 「リスク削減と市民参加、〜アスベストを事例として〜」 「藤前干潟の保全とあたらしい課題」 <分科会> 分科会1:公共事業と環境政策 分科会2:廃棄物と環境政策 分科会3:食の安全、有害化学物質リスク 分科会4:環境教育、司法制度改革、その他 |
2日目 <特別セッション1> 「頻発するRDF発電・ガス化溶融炉事故の本質的原因を究明する!」 <特別セッション2> 「地方分権と環境政策、廃棄物政策について −地方分権下でゼロウエイストと真の循環型社会に向かう カナダ・ノバスコシア州及びハリファックス広域自治体 廃棄物資源化戦略現地調査団報告−」 <問題提起> 「地方分権と公共事業、環境政策」 1.「官僚社会主義」と「観客民主主義」からの同時脱出 2.「日本型公共事業」からの脱却 3.立法府による行政コントロールと新たな司法の役割について |
コメント) 今回のフォーラムは、三重県であったRDF発電事故に関係する新聞 記事を読んで知り、“飛び入り”参加した。 2日間にわたった会議は内容が濃く、大変勉強になった。 ただ、残念だったのは分科会形式のため、静岡市吉津の焼却灰野積み 問題など、聞けなかった話もあったことだ。 本フォーラムは、単に環境問題を扱う会議ではなく、その根底には国民 自らが「観客民主主義」から「主体的市民」へ変わらなければ、 日本は変わらない!という考えがあったようだ。 「観客民主主義」とは、観客席からただ言っているだけで自分では行動 を起こさない、いわば評論家的な立場をいう。一方、「主体的市民」とは 観客席から降りて、主体的にものを考え行動する立場の市民を指す。 |