2004/2/5,6 防災関連のシンポジウム(横浜)に出席 |
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第8回「震災対策技術展」におけるシンポジウムに出席した。 シンポジウムには常時200名以上が参加していた。 |
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第1日目 「防災と福祉のまちづくり」 1)震災と障害者 2)少子・高齢化と防災福祉のまちづくり 3)防災まちづくりと電子自治体 4)地域自主防災責任者の意識(避難所運営を中心に) 5)いのちのパスポートから緊急時要援護者搬送まで コメント) 上記5つのテーマで各パネリストが問題提起をした。なかでも興味 深かったのは、「防災まちづくりと電子自治体」の話であった。 神奈川県大和市では、地域活動への参加が少なくなっている現状に 対し、ITを利用して参加を増やしている。また、その利用者に60歳以 上の高齢者が多いことも興味を引いた。 「災害事例に学ぶこれからの安全学」 1)自然災害に学ぶ 2)その他の事故・災害に学ぶ 3)これからの安全学 コメント) ノンフィクション作家の柳田邦男氏をはじめ、10人のパネリスト が話をした。 安全管理はある前提に対して行われるが、災害ではしばしばその 前提外のことが起きるため、大災害につながることもある。栃木の ブリヂストン工場火災も、前提外のことによる判断ミスが災害が拡 大してしまった原因であるとのことだった。 安全が崩壊してきた今の日本社会では、安全や安心をベースにし たまちづくりが求められていると思う。 |
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第2日目 「防災訓練の新たな取り組み」 1)米国における防災トレーニング・訓練の紹介 2)実践的な図上シミュレーション訓練の紹介 コメント) アメリカでは、けが人が出てしまうような過激な(実践さながらの) 防災トレーニングもあるとのことだった。トレーニングは自然災害だけ でなく、企業における爆弾テロや社長誘拐などの対応もある。 図上訓練は、日本でも神戸市をはじめとする自治体で行われている。 その際の問題点がいくつか提起されたが、災害発生時に担当者(市長や 担当部長)がいない場合がしばしばあり、そのような前提での訓練が 現状では少ないとのことだった。 本市における危機管理体制や防災訓練の実態についても、今後調査を 行いたい。 |