2004/07/14-16 自治体総合フェア(東京) | |
東京ビックサイトで開かれた「自治体総合フェア」に行き、おもに さまざまな地域のまちづくり事例発表を聴いてきた。 ○神奈川県厚木市「ファンタスティックあつぎ 〜中心市街地活性化と人が集まる仕掛けづくり〜」 厚木市 都市整備部 まちづくり計画課 課長 井上 敏夫 氏 ○東京都三鷹市「民学産公の協働によるまちづくり −“あすのまち・三鷹”プロジェクトの取組み− 三鷹市情報政策コーディネーター 「あすのまち・三鷹」推進協議会会長 前田 隆正 氏 ○長野県茅野市「福祉21ビーナスプラン(茅野市地域福祉計画)は “福祉でまちづくり”の基本計画」 茅野市保健福祉部 地域福祉推進課 福祉21推進係長 竹内 武 氏 ○「人が集い交流する、地域コミュニティの交流拠点“まちの駅”活動報告と 参加地域事例のご紹介」 まちの駅連絡協議会(NPO地域交流センター) ○島根県西郷町「行政と住民が一体となったまちづくり〜風待ち海道倶楽部〜」 西郷町 建設課主幹 野辺 一寛 氏 地域再生セミナー 「公共施設リニューアル〜公共文化施設の再活用が地域コミュニティを再生〜」 ■基調スピーチ 東京大学大学院人文社会系研究科 助教授 小林 真理 氏 ■事例紹介 金沢市民芸術村 村長 細川 紀彦 氏 「金沢市民芸術村のめざすもの」 年中無休、24時間利用可能でも市民による運営という文化施設の実践 ■ディスカッション 地域コミュニティのなかでの公共文化施設としての存在意義、価値を生み出す 文化施設とは何か。 |
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セミナーの様子。 |
コメント) まちづくり事例発表はどれも参考になるものだった。また、地域再生セミ ナーにおける「金沢市民芸術村」の事例紹介も大変興味深いものだった。 「金沢市民芸術村」は公の施設であるが、24時間年中無休を実現してい る。また、演劇や音楽などを発表する場はあるが、練習する場が少ないこと に着目して、練習の場として市民に安価で開放している。さらに維持管理は 年間およそ1億6千万円程度とのことだったが、年間利用者が20万人以上 いて、市民には納得してもらっているとのことだった。 今後の公共施設のあり方に関して、参考にすべき点は多かった。 |