2005/1/19 生ごみ堆肥化モデル事業の視察(取手市)

   茨城県取手市で行っている生ごみ堆肥化モデル事業を視察した。

   この事業は、NPO緑の会が平成6年からはじめたEMによる生ごみ処理
  普及活動が原点となっている。そして、この生ごみ堆肥化モデル事業は
  市が主体となって、平成13年度から平成17年度までの5ヶ年計画で始め
  られた。
   事業協力者は、NPO緑の会のほか、シルバー人材センター(生ごみの
  回収等)と市立つつじ園(知的障害者による手作りボカシ菌の提供)で
  ある。現在、約880世帯が参加している。


生ごみの回収車

回収された生ごみは
生分解性の袋ごと
破砕される。

破砕された生ごみは
メッシュ状の袋に
入れられる。


コンテナで積み上げられ、
ここで発酵・分解される。


コンテナの虫除けや
臭い防止のために
EM活性液がこれでまかれる。

 コメント)
   今回の取手市の場合は、家庭での取り組みやすさに重点がおかれていた。
  この点が長井市などのように、良い堆肥をつくること目標にしている事例と
  異なっていた。
   堆肥化事業は、それぞれの地域にみあったやり方を考えることが必要なよ
  うだ。



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