2005/7/11-13 両毛鴻志会会派視察(岐阜県内4市)

   両毛鴻志会としてはじめての会派視察となった。今回は本市の直面す
  る問題でもある「財政再建」について、その先進地視察を中心に行程を
  組んだ。

  7/11 多治見市「財政問題市民懇話会の設置と提言について」
          「市民委員会による補助金見直しについて」
  7/12 岐阜市「行政改革アクションプラン(実施計画)の策定について」
      各務原市「木曽川学・少年自然体験塾の取り組みについて」
  7/13 大垣市「大垣市TMO推進事業(TMOまちづくり工房大垣について」
         「商店街空き店舗対策モデル事業について」



岐阜に向かう途中、
東京駅で偶然にも両陛下に
お目にかかることができた。
2年前の札幌以来である。

多治見市での視察研修
の様子。

各務原市の「自然体験塾」



大垣市のマイスター倶楽部。
岐阜経済大の学生がまちなか
再生に取り組んでいる。

  コメント)
    多治見市の財政再建、特に補助金見直しはかなり大胆なものであると
   感じた。すべての補助金に対して、その必要性を一から見直したとのこ
   とだった。当然、カットや削減をされた団体からは強いクレームもあっ
   たとのことだ。
    一方、岐阜市の財政再建は、多治見市と比べると大胆さはなかった。
   この違いは市の規模(多治見市は人口約11万人、岐阜市は約40万人)も
   関係していると思った。

    各務原市の木曽川学は、木曽川流域の広域行政でもあり、その取り組
   みは渡良瀬川で結びついている我々両毛地域と似ているところがあった。
    しかし違いは行政レベルでの連携である。木曽川学がスムーズに進ん
   でいるのは、各務原市の市長が積極的に近隣他都市へ働きかけ、犬山市
   の市長をはじめ、協調体制にあることが理由のようだ。

    大垣市におけるまちなか再生は、商工会議所が大きく関与していた。
   市役所における説明から現地視察まで、商工会議所の方が同行してくだ
   さった。
    行政と商工会議所、さらに岐阜経済大学が協力してまちなか再生に取
   り組んでいる。最も本市に欠けているところだ。

    4市すべてに共通して感じたことは、市長次第で市は大きく変わると
   いうことだった。




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