2007/10/20 第5回自然エネルギー利用
総合セミナー(足工大)

  足利工業大学で開かれた自然エネルギー利用総合セミナーの2日目に参加
 してきた。1日目にはバイオディーゼル燃料の現状報告などがあり、聴講し
 たかったが、議会と重なり2日目のみの参加となった。2日目はエネルギー
 と環境教育がテーマとなっている。

 「市民による市民のための自然エネルギー教育−REPPの役割と実績−」
   塩沢 圭子 氏(自然エネルギー推進市民フォーラム)
 「海外援助と自然エネルギー教育」
   熊川 尚哉 氏(太陽光発電所ネットワーク)
 「環境教育に貢献するグリーン電力基金」
   小野塚 憲治 氏((財)広域関東圏産業活性化センター)
 「学校教育と環境学習」
   丸茂 高 氏(横浜富士見丘学園中等教育学校)
 【基調講演】持続可能な社会を託すための教育者の義務
   長洲 南海男 氏(常葉学園大学教育学部)
 「地域のエネルギー開発を題材とした環境学習教材の有効利用」
   河野 卓也 氏(滋賀大学教育学部附属中学校)
 「教材や市民啓発用としてのゼファー風車」
   湯川 瑞恵 氏(ゼファー(株))


セミナーの様子

ドラム缶を使った炭焼きの見学

ソーラークッカーによる実演。
ご飯も炊けるし、魚の塩焼きも
できる。
燃料の少ない発展途上国などで
利用されている。

 コメント)
   学校に環境教育を導入することは賛成である。しかし、決めつけた教え
  方は好ましくないと思っていたが、滋賀大学教育学部附属中学校の教育は
  生徒に考えさせ、どちらが良いともいいきれない(答えが出てこない)授
  業を行い、非常に興味深かった。
   また、基調講演では科学的な事実は不確実性があると言っていたが、温
  暖化そのものや、その原因が人類活動による温室効果ガス排出にあること
  まで疑問を投げかけないところは、納得いかなかった。
   今から5千年ほど前の縄文時代には、現在の青森が東京ぐらいの暖かさ
  だったといわれている。温暖化そのものは事実かもしれないが、昔も暖か
  い時代はあったわけで、温暖化の原因についても今一度研究し、将来予測
  の曖昧さなども含めて、広く知らしめるべきではないかと感じている。




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