2008/11/24 環境教育講演会(市民プラザ)

  足利市・足利市教育委員会の主催で行われた。

  プログラム
  1.葉鹿エコクラブ活動発表
  2.講演「地域へ広がる環境活動・・・葉鹿エコクラブの事例から」
    講師:葉鹿エコクラブ顧問 大島 由臣 氏



 コメント)
   子供たちが身近な自然を知るとところからはじめた活動が、今では
  その活動も広く知られるようになった。子どもが発表の機会を持つの
  は、確かに貴重な経験である。また、小学校のときの活動が、中学生
  や高校生になっても残っているというのはすばらしい。
   以前にも議会で取り上げたが、最初は両毛エリアでぐらいで子ども
  環境サミットのようなものを開催してみたい。もちろん開催地は足利
  である。

   今回もEM菌の話が出ていたが、やはり何点か疑問に感じるところ
  があった。まず、プールの浄化に関しては、EMの使用により塩素臭
  はなくなるものの、残留塩素は残っている点である。EMがどのよう
  な作用をしているのか?科学的な検証が待たれる。これは彦弥川の浄
  化運動についても同様である。次にEMセラミックの効用についてで
  あるが、他のセラミックとの比較検討はされておらず、EMの効果な
  のかどうかがあやふやである。EMの効果については、他の事例も同
  様で、EM以外の菌類(例えばえひめAI-1など)ではどうなのか。さ
  まざまな点で科学的な検証を見てみたい。

  ※えひめAI-1
    愛媛県産業技術研究所(旧愛媛県工業技術センター)で開発され
    た【環境浄化微生物】のことで、酵母(パン酵母)・乳酸菌・納
    豆菌を糖蜜で発酵培養したもの。



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