2009/7/15〜17 自治体総合フェア2009(東京)

第1日目
 公会計改革セミナー
 ■「地方公会計改革の動向と財政の健全化」
  総務省自治財政局財務調査課 課長補佐 神谷 俊一 氏
 ■「多治見市健全な財政に関する条例〜目的と課題〜」
  多治見市企画部政策開発室 総括主査 福田 康仁 氏
 出展団体発表
 ■「協働型地域防災の実現に向けた取り組み〜災害リスク情報プラット
   フォームが目指すもの〜」
  独立行政法人防災科学技術研究所 
  防災システム研究センター主任研究員 長坂 俊成 氏

第2日目
 医療・福祉対策セミナー
 ■「住民の安心をまもる救急医療対策〜行政と医療の連携による産婦人科
   救急医療への取り組み〜」
  札幌市保健福祉局保健所医療政策課 医療企画係長 田原 伸一 氏
 ■「高齢者が安心して暮らせる地域支援システムづくり〜認知症対策と地
   域コミュニティの再生〜」
  社会福祉法人世田谷区社会福祉事業団 理事長 
  前世田谷区保健福祉部長 秋山 由美子 氏
 議会改革シンポジウム
 ■鼎談・ディスカッション「分権時代の地方議会改革」
  中央学院大学社会システム研究所 教授
   東京財団 上席研究員 前我孫子市長 福嶋 浩彦 氏
  木下敏之行政経営研究所 代表 
   東京財団 上席研究員 前佐賀市長 木下 敏之 氏
  コーディネータ 
   東京財団政策研究部 プログラム・オフィサー 赤川 貴大 氏

第3日目
持続可能な環境と地域セミナー
 ■「環境モデル都市の取組みと今後の展開」
  内閣官房 地域活性化統合事務局 参事官 河本 光明 氏
 ■「環境モデル都市横浜がめざす低炭素社会の実現〜行動方針CO−DO30
   による具現化〜」
  横浜市地球温暖化対策事業本部 地球温暖化対策課長 高橋 俊和 氏


 コメント)
   財政健全化は多くの自治体が抱える問題で、多治見市の条例は参考にな
  った。人口減社会は日本全体の問題で、これからの行政計画は人口減を前
  提に考えるべきであろう。財政状況の予測を公表し、市民に現実を理解し
  てもらうことが第一歩である。
   議会改革シンポジウムでは、「霞ヶ関にたてつくと嫌がらせを受けるが、
  徹底的に喧嘩すれば相手も折れる」といった裏話も聞くことができた。国
  の指導により、下水道使用量の値上げが本市でも検討されている。市長は
  選挙で「値上げなんてとんでもない」と市民に訴えていた。国に言われた
  からではなく、自己主張もこれからは必要であろう。
   環境問題について、今回の補正予算は地方にとって大きなチャンスであ
  るとのことだった。しかし、スクールニューディールといわれる学校への
  太陽光発電の導入などについては、耐震化等の兼ね合いで躊躇している自
  治体が多いらしい。本市の現状を調べ、可能性を探ってみたい。



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