コメント）
　　　久しぶりの参加となったが、民主党政権になったこともあってか、会
　　場に入りきらないほどの盛況であった。このように、多くの国民が政治
　　に関心を持って自ら行動することは喜ばしい。私のオープンミーティン
　　グも、もっと多くの市民の皆様に来ていただけるよう努力したい。
　　　さて、内容に話を移すと、今回のテーマはタイムリーであり、事業仕
　　分けワーキンググループの統括責任者である枝野代議士の話だったので、
　　興味深く聞かせていただいた。マスコミ報道と実際の内容との差異など
　　もよくわかった。また、市町村では個々の具体的事業についての事業仕
　　分けとなるが、国の場合はその前段階の補助金等についての事業仕分け
　　となるといった違いもよくわかった。例えばNPO団体への補助金の場合、
　　現場のNPO団体を統括する独立行政法人等のムダを含めて“削減”にし
　　ているとのことであった。決してNPO団体への補助金カットではないと
　　説明していた。しかし、全体の補助金をカットしたときに、本当に天下
　　りの人件費削減につながるのか疑問に思った。天下り先のハコモノも同
　　じである。天下り官僚らによる補助金のピンハネを根絶やしにするには、
　　事業仕分けでは限界があるであろう。やはり、抜本的な公務員制度改革
　　を行い、天下りというシステムそのものをなくす以外に手段はない。果
　　たして自治労が支援する民主党にそれができるのか？してもらわないと
　　政権交代をした意味はない。