☆ コラム |
2005/04/15「初の試み−公開討論会−」 昨夜、足利市長選挙立候補予定者4名による公開討論会が市民会館で開かれ た。本市では初の試みで、まずは主催者と出演者にお礼を申し上げたい。 今回の討論会は、事前に渡された質問内容に対して答える形式だったため、 物足りなさもあった。しかし、4名が順番に答えるなか、前に答えた方の回答 を意識して(批判をまじえて)答える場面もあり、すべてが原稿の棒読みでな かった点は評価したい。 また、財政再建、福祉問題、競馬場跡地利用等の各論で、それぞれの主張の 違いもわかった。さらに、4名の中のおひとりは、残念ながら市長選に出るに はレベルが低すぎるのでは?と感じてしまった。恐らくそう感じたのは私だけ ではなかったと思う。そういった点からも、今回の試みは有権者にとって意味 あるものになったのではないかと思う。 今回の選挙は争点が見えないとも言われている。しかし、人口減に税収減、 さらに借金増加の傾向はこの4年間で歯止めがかからなかったといった事実が ある。したがって、「足利再生」が今回の市長選挙のキーワードと考えてもい いのではなかろうか。各候補者の「足利再生」への具体策に注目したい。 |