☆ コラム |
2007/12/23「政界のUFO論争にひとこと」 先週、UFOの存在を信じる、信じないで、官房長官から防衛大臣、そして 北海道知事までこの話に参戦していた。このニュースをみたとき、またして もマスコミ(TV)の偽装を発見した。未確認飛行物体として流していた映像 の中に、既に飛行機であったことが確かめられた映像まで使っていた。マス コミ報道には常に注意しなくてはならない。 さて、ここでいうUFOは未確認飛行物体というよりは、地球外知的生命体 の乗り物という意味で使っているようだ。中学の頃だったか、カールセーガ ン博士が地球と同じような星が、宇宙にはいくつも有り得ると言っていたの を覚えている。ただ、何万光年も離れた星から空飛ぶ円盤に乗って地球に来 ているかどうかは別の話である。私が単純に不思議に思うのは、この空飛ぶ 円盤がよく墜落していることである。有名なロズウェル事件もそうだ。もし、 何万光年も彼方から地球に飛来してくることができる技術を持っているのな ら、なぜそんなに墜落するのか?不思議である。 最後に防衛大臣は「存在しないと断定できる根拠がない」と言っていた。 まずは、存在しないことは証明できないことを知るべきである。白いカラス がいるかどうか、1万羽調査していなくても1万1羽目に見つかる可能性は どこまでいってもあるわけだ。 先日もコラムに書いたが、今の日本には疑似科学が蔓延している。楽しむ 程度ならいいのだが、行政や学校教育にまでその影響が及ぶようでは見逃す わけにはいかない。 (今回は年金問題などもっと大切なことがある、といった事には言及しない) |