選挙が終わり4年も経てば、どのような公約があったなど、多くの市民は
忘れてしまうでしょう。だから、これまでの選挙は「あれもやります、これ
もやります」の公約(口約)でした。
しかし、今やマニフェスト型の選挙は当たり前になっています。ただし、
それを正当に評価し、次の選挙における投票行動へつなげるといったところ
まで認識している方は、まだ少ないと思います。
そこで、マニフェストを評価するためのチェックシートを作成してみました。
→「市長マニフェストチェックシート2009年9月版」
この表における重点項目と所信表明(重点項目以外)の公約は、特に実現
に対して評価すべき事項として、他の項目と区別しました。また、「検討」
という表現は検討したから公約実現ではなく、その結果市長が行おうとして
いたことが実現したかどうかで判断すべきでしょう。何を行いたいのか示さ
れていない「検討」は、まず市長自身の考えを明らかにした上で、評価すべ
きでしょう。既に行っている項目など除外すべきと思われるところは、網掛
けしました。
8月の総選挙では、国民にウソをついた(政権途中投げ出し)の元首相2
人が当選してしまいました。この結果をみると、マニフェスト型の選挙はま
だまだ正しく機能していないようです。
私はローカルマニフェスト推進地方議員連盟に所属しています。したがっ
て、マニフェスト型の選挙に対する正しい知識を広め、ウソつきの政治家を
排除し、有権者の責任において代表者を決め、その結果も有権者にあること
を理解してもらうために、さまざまな活動を行っています。
今後も、マニフェスト型の選挙による真の民主主義実現に向けて、積極的
な活動をしていきたいと思っています。
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