☆ 織原 義明 (おりはら よしあき) 活動報告 (2007年1月〜) |
テーマ:食育を通して子どもの健康と歯を考える12月12日 建設防災常任委員会
講師:幕内秀夫氏(『粗食のすすめ』著者、管理栄養士)
鈴木公子氏(ひまわり歯科医院院長)
幕内先生の話は2度目になるが、子どもを持つ多くの親に聞いて欲しいと
思う内容だった。子どもの食習慣は9歳までに決まってしまうとのこと。
それまでにやって欲しい4箇条は、
1)油と砂糖を減らす→飲み物は水・麦茶・ほうじ茶に
2)朝ご飯をしっかり食べさせる(ごはんとみそ汁)
3)子どものおやつは食事(スナック菓子と清涼飲料水は厳禁)
4)カタカナ主食は日曜日に
鈴木先生は自ら多くの病気を克服してきた経験をもとに今の仕事をしてい
る。甘い飲み物は歯にも良くないことがよくわかった。歯の健康がからだの
健康につながることも納得できた。
議案第80号「足利市営住宅条例の改正について」12月6日 JFWジャパン・クリエーション2008(東京)
議案第81号「足利市特定公共賃貸住宅条例の改正について」
議案第82号「足利市赤松台下水処理施設条例の廃止について」
議案第80号と81号は、暴力団員の公共住宅への入居を拒否する条例である。
議案第82号は赤松台へ公共下水道を接続するのに伴い、これまでの条例を廃
止するものである。審査の結果、いずれも原案を可とすることに決した。
繊維関係の地元企業が出展しているので、視察してきた。12月4日 第3回オープンミーティング(織姫公民館)
出展企業に話を伺ったところ、以前より出展数も来場者数も少なくなって
しまったようである。繊維関係が地場産業となっている西陣や遠州、八王子
などの出展もあり、自分としては新鮮な感覚で見ることができた。
今回は先月全員協議会に報告のあった「旧西小学校跡地の活用」について11月30日 全員協議会、市議会12月定例会本会議
を議題とした。
はじめに市の方針や今後のスケジュール(予定)をお話しし、その後、皆
様から意見や質問を頂戴した。
跡地活用を検討する前段階として、地元住民全戸を対象としたアンケート
調査を実施することになった。このこと自体は概ね受け入れられた感があっ
たが、過去の経緯から行政への不信感も感じられた。
ここで頂いた意見や質問は、翌週行われる議会一般質問に活かすことをお
約束した。
○全員協議会11月22日 議会運営委員会
両毛地域における卸売市場統合についての現状報告があった。
これまで6市での協議を進めてきたが、全市の参加は無理になったので、
参加表明をした足利市、太田市、館林市で再協議をすることとなった。
桐生市の脱退により予想売上げが400億円から285億円と下方修正
されることになり、統合市場構想そのものの危うさを感じた。
○市議会12月定例会本会議
本議会では、平成19年度一般会計補正予算や敬老祝金条例の制定などに
ついて話し合われる。
12月定例会の議会運営について話し合われた。11月14日 第6回学校・教育施設展(東京)
会期は11月30日から12月19日までの20日間となった。一般質問は12月
7,10,11日が予定されている。今議会では、旧西小学校跡地活用問題等につ
いて質問をする予定である。
「学校施設のリニューアル」11月9日 足利市立第一中学校創立60周年記念式典
東京都立大学名誉教授 文教施設計画研究所 代表 長倉 康彦氏
「シックスクール問題と学習効率」
武蔵工業大学工学部建築学科 准教授 岩下 剛氏
コメント)
少子化により、江東区など一部を除いて公立校は空き教室が増えている。
防犯上の問題などもあり、3階建てを2階建てに削る学校もあるようだ。
閉校となった校舎の活用は、国からの交付金による縛りを何とかしてもら
いたいものである。
シックスクールに関しては、空調を整備すると換気が減る傾向があると
のことだった。冷房を入れると換気が悪くなるが、夏場の暑さは学習効率
を下げてしまう。自然の風で涼を感じることができれば、一番いいのかも
しれない。
母校でもある第一中学校が創立60周年を迎えた。9月28日 足利の絵馬展(市民プラザ)
今年度の生徒数は3学年で115名と、市内で一番生徒数が少ない中学校
になってしまった(最多は昭和36年度の1151名)。しかし、緑豊かな
山々に囲まれた環境は実にすばらしい。
式典終了後は、卒業生でもある作詞家の売野雅勇先生による講演会があっ
た(演題は「言葉と心」)。中森明菜の“少女A”や、郷ひろみの“2億
4千万の瞳〜エキゾチック・ジャパン〜”、涙のリクエストをはじめとした
チェッカーズの楽曲など、ヒット曲は数知れない。しかし、今の中学生には
知られていないようであった。
今回で3回目になる足利の絵馬展に行ってきた。江戸や明治時代の文化や9月27日 市議会9月定例会本会議
風俗をうかがい知ることができる作品もあり大変興味深い。観光資源として
の価値も十分あると思われる。剥落の修繕などはこれまでも行っているが、
どのようにして保存していくかが今後の課題だ。
販売開始からおよそ3年で完売したインタービジネスパークの分譲完了報9月21日 市議会9月定例会本会議
告会があった。地震等の自然災害に強い、インター直近などの好条件に加え、
市役所職員の努力によってなしえたものである。
北関東自動車道が開通によってどのような経済効果がもたらされるか、今
後の動向も注目していきたい。
議案第53号平成19年度足利市一般会計補正予算(第1号)及び議案第55号9月19日 決算審査特別委員会
足利市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の改正について、これはごみ処理
有料化にかかわる条例案である。採決では反対したが賛成多数で可決された。
これまでも一般質問で主張したように、現段階では市民との合意形成がな
されておらず、賛成するわけにはいかなかった。もちろん、ごみ減量の必要
性や有料化を契機にした減量策の効果などについては認めるところである。
しかし、あらたな負担を全市民(全世帯)にお願いする条例について、たっ
た473名との懇談で市民の同意が得られたなど、受け入れられるはずもな
い。
こうした強引な行政のやり方に対して、議会での歯止めがきかなかったこ
とは実に残念である。
今月上旬に実質公債費比率(※)が18.4%と、県内で唯一本市だけが18%9月18日 決算審査特別委員会
超といった報道がなされた。しかし、これは返還が多くなると高くなる指標
で本市の場合は公共下水道等にかかる返還が多くなったためとのことであっ
た。次年度は18%を切る見込みとのことである。
実質公債費比率・・・公債費による財政負担の程度を示す指標
18%以上:地方債の発行に県知事などの許可が必要
25%以上:一般事業等の起債が制限
平成18年度一般会計及び特別会計の決算審査が2日間にわたって行われた。9月12日 建設防災常任委員会
シルバー人材に委託している自立支援事業については、うまく機能してい
ないのでは?との市民の声が複数あったので、その実態について質問した。
要支援の高齢者に対して身の回りの世話をすることを主眼においた事業で
あるが、支援する側も高齢なため、確かにうまく機能していないところはあ
る。今後は需要と供給のミスマッチをなくしていきたいとの答弁であった。
この問題については、今後も注目していきたい。
議案第56号から第59号までと、平成19年陳情第1号の審査について8月31日 市議会9月定例会本会議
が議案となった。
陳情は「(株)紅三及び新宿町一帯の下水道整備事業」の早期促進に関する
もので、矢場川に清流を取り戻す会の方々から出された。会の皆様の努力に
より矢場川はかなりきれいになったものの、紅三から出される工場排水の色
が問題視されている。
上下水道部の所見では、本地区が公共下水道の整備区域以外に位置してい
ること、紅三の工場排水は環境基準を満たしていること、現在の足利市水処
理センターでは色濁は除去できないことなどより、実施困難とのことだった。
仮に下水道を通した場合その工事費は20億円以上となり、排水量から換算
すると紅三が支払う下水道使用料は年間2億円にもなるとのことだった。
会の皆様の心情は理解できるものの、現実的には実施困難と当委員会では
判断した。
本議会の一般質問は9月7,10,11日の3日間行われる。私は11日の10時から8月30日 オープンミーティング(市民会館)
の予定である。今回は17名の議員が登壇するが、ごみ有料化に関する質問は、
私も含め5人が行うようである。その議案を下記に示す。
議案第55号「足利市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の改正について」
○市が収集、運搬及び処分する場合(可燃ごみに限る)[新]
・指定袋小袋(10リットル相当)1枚につき15円
・指定袋中袋(20リットル相当)1枚につき30円
・指定袋大袋(45リットル相当)1枚につき60円
○市が収集、運搬及び処分する場合(粗大ごみに限る)[改]
・1個または1組につき 1,029円→1,400円
○市が指定する処理施設へ搬入する場合[改]
・10キログラムにつき 157円→210円(10キログラム未満は切り捨て)
この条例は平成20年4月1日から施行する。
第2回目のオープンミーティングを開催した。今回のテーマは「足利日赤移転8月24日 議会運営委員会
問題の現状」と「ごみ処理有料化について」である。
足利赤十字病院移転については、土地の20年間無償貸付の経緯についての説明
や、前回のオープンミーティングでも問題視された医師の確保等に関する病院側
の回答を示した。
「特別委員会が機能していない」といった厳しい意見も出され、議会として病
院側にもしっかりとした説明を求めなければならないと痛感した。
ごみ処理有料化については、本議会で出される議案の内容や有料化の目的等を
説明し、その後、この議案に対する私の考え方を述べた。
「本当の目的はごみ減量ではなく、それに名を借りた新しい税金ではないか」
といった鋭い意見もあり、11日の一般質問に活かしていくつもりである。
9月議会の進め方について話し合われた。8月20日 建設防災常任委委員協議会
会期は8月31日から9月21日までの22日間である。また、決算審査特別
委員会を設置して平成18年度の決算審査も行われる。
9月議会の一般質問は新人議員も含め、多くの議員が議会質問することが予想
されている。6月議会が代表質問となり、質問できなかった私も登壇する予定で
ある。また、今議会に議案が上程されるごみ処理有料化についての質問が集中し
そうであるが、私もこの問題について質問するつもりである。
報告事項として「合併浄化槽設置整備補助制度の一部改正について」の1件が7月31日 第22回両毛六市若手議員懇談会定期総会(桐生市)
あった。これは国の制度変更に伴うものである。
また、それに先立ち過日発生した新潟県中越沖地震に伴う応援派遣の結果につ
いて、都市建設部と上下水道部から報告があった。都市建設部では建築指導課の
職員2名により、建物の応急危険度判定活動が3日間行われた。上下水道部では
職員6名と民間から5名が加わり、給水管・配水管の漏水調査及び復旧工事をの
べ5日間行った。
今年度より、みどり市が新たに加わり六市となった若手議員懇談会が桐生市で7月20日 議会だより編集委員会、建設防災常任委委員協議会
開かれた。総会後は下記の内容で講演会が開かれた。
【演題】「地域活性化・今日できること わたらせFCの視点から」
【講師】わたらせフィルムコミッション代表 山田 耕司 氏
コメント)
その都市の象徴となるいわゆるランドマークがなくても、映画のロケ地を誘
致するフィルムコミッションなら、まちおこしはできるといった話であった。
今夏も桐生市では映画のロケが行われるようである。
フィルムコミッションに限らず、これまでは観光資源だと考えていなかった
地域の財産に注目してみる必要性を感じた。
○議会だより編集委員会6月30日 渡良瀬通信 通巻326号 記念フォーラム(友愛会館)
改選後最初の編集委員会が開かれ、8/15号の議会だよりについて話し合われ
た。また、今期から本委員会は議会だよりという枠を超えて、ホームページあり
方なども含め、議会の広報としての役割を担っていくことになった。
○建設防災常任委委員協議会
平成18年度水道事業決算報告の状況についての説明があった。また、それに
先立ち、過日発生した新潟中越沖地震における本市の支援状況についての報告
があった。建物の危険度をみる応急危険度判定士の派遣は既になされているが、
消防への応援要請は今のところないとのことだった。
「ロケ誘致はまちを救うか?」と題して、フィルムコミッションについての6月29日 足利市防災会議
基調講演及びパネルディスカッションが行われた。
今やロケ誘致に関しては、フィルムコミッションという形にこだわることも
ないと感じた。どうしても経済効果を気にしてしまうが、浮き沈みは大きいよ
うだ。また、「ヨーロッパ人は日本への感心が高い」という発言は非常に気に
なった。ロケ誘致に限らず観光においても可能性があるかもしれない。
平成19年度足利市水防計画(案)についての話と、足利市地域防災計画の改6月25日 市議会6月定例会本会議
定についての話であった。
防災会議には市役所、消防、警察、医療関係、自治会、自衛隊などさまざま
な分野の方が参加している。横のつながり(連絡)をいかにスムーズに行える
かが大切であると感じた。
議案第45号「財産の無償貸付について」は、足利赤十字病院へ競馬場跡地の6月19日 建設防災常任委員会
土地を20年間無償貸与することに関する議案である。
正直賛成か反対か最後まで悩んだが、20年後は有償も含めて再度検討する
ことや、水道水の取水管についてもそれも含めた環境面への配慮がなされたこ
と、さらに18年度が黒字であり、総事業費200億円でできると日赤側から
直接回答いただいたことを信じて、今回この議案については賛成した。
○議案第49号:足利市水処理センター建設工事の委託契約について6月15日 市議会6月定例会本会議
下水処理に関する工事であるが、現状の処理能力では平成21年に限界に
達してしまうので、処理施設を増設する工事である。
委託契約金:560,000,000円(H19,20の2カ年)
○議案第50号:災害対応特殊水槽付消防ポンプ自動車1台の財産取得について
現在南分署にある車両が老朽化したために購入するものである。現在の
車両は耐用年数を既に超えており、平成15年以降には14回も故障している
とのことである。
取得金額:34,545,000円(指名競争入札)
いずれも原案を可とした。
今回の一般質問は会派代表質問であったため、自分は質問できなかった。6月9日 New Education Expo 2007 in 東京
緑風会からは渋沢議員が質問した。
足利赤十字病院の移転と中心市街地活性化との整合性については私も3月
議会で質問した。今回の市長答弁では中心市街地活性化計画の見直しが示唆
された。
現在進められている大日周辺の区画整理まで含めてその見直しは考えるべ
きである。なぜなら、この区画整理は日赤が現在地にあることを前提として
いたはずだからである。まちの顔である中心市街地の将来像は今一度考え直
す必要がある。
New Education Expo で開催された講演会に出席した。6月8日 競馬場跡地活用調査特別委員会
【基調講演】「日本の学校教育の将来」
文部科学省 初等中等教育局長 銭谷 眞美 氏
【特別講演】「学校評価 〜これからの学校はどうあるべきか〜
第三者評価を中心とした学校評価のあり方について」
千葉大学 教育学部 教授 天笠 茂 氏
文部科学省 初等中等教育局
初等中等教育企画課 学校評価室長 岸本 哲哉 氏
愛知県高浜市立高浜中学校 校長 星野 芳徳 氏
コメント)
学校教育の将来に関しては少子化が進む中、一学級の生徒数をどうするか、
教員配置をどうするか、さらに教員の給与をどうするのか(国か地方か)など
制度的にもさまざまな問題があるようだ。さらにIT化の推進も重要なことと
言える。
学校評価に関しては中学校校長の現場の声が興味深かった。学校側からホー
ムページなども活用して積極的に情報を提供することにより、よりよい学校へ
なっていくのではないかと感じた。
私の主張が受け入れられ、競馬場跡地活用調査特別委員会が設置された。また、6月7日 代表質問通告〆切
最も必要と考えていた土地無償貸与に係る議案の総務企画常任委員会付託審査前
の特別委員会開催についても、来週18日に開催されることになった。
これにより、委員会の採決前に議長・副議長を除く全議員で構成される特別委
員会で、足利赤十字病院側と直接対話ができることになった。私は今回の本会議
では一般質問できないが、特別委員会開催により、質問・意見を直接述べられる
場ができた。
今回は会派代表質問になったため、私自身は質問で登壇することができない。6月4日 国民主役の新しい公職選挙法を考える第1回シンポジウム(東京)
したがって、緑風会会長の渋沢議員に中心市街地活性化と足利赤十字病院移転問
題にからんだ質問をいくつかお願いすることにした。
21世紀臨調(正式名称:新しい日本をつくる国民会議)は、超党派の国会議員6月1日 議会運営委員会、幹事長会議
有志とともに民間と国会議員との合同組織として「国民主役の新しい公職選挙法
を考える会」(国会議員側座長=逢沢一郎、玄葉光一郎、21世紀臨調側座長=佐
々木毅・前東大総長)を立ち上げ、現在の公職選挙法を「国民主役」と「政策本
位」の視点から根本的に再検討をするための活動を開始した。
今回はその活動の「キックオフ・シンポジウム」として開かれた会である。
【問題提起】「誰のための公選法か」
報告「政策不在・政党不在」谷口将紀東京大学准教授(本会主査)
報告「国民不在」尾崎純理民間法制局代表・弁護士
報告「ローカル・マニフェスト」松沢成文神奈川県知事
報告「IT不在・若者不在」川邊健太郎ヤフー「みんなの政治」プロデューサー
【討論】「国民主役と政策本位で新しい制度の構築を」
(討論者)逢沢一郎自民党・衆議院議員
小林温自民党・参議院議員
福山哲郎民主党・参議院議員
佐藤茂樹公明党・衆議院議員
北川正恭早稲田大学大学院教授
山田啓二京都府知事
古川康佐賀県知事
飯尾潤政策研究大学院大学教授
(司 会)佐々木毅21 世紀臨調共同代表・前東京大学総長
【討論】「18歳選挙権の実現に向けて」
(討論者)保岡興治自民党・衆議院議員
船田元自民党・衆議院議員
枝野幸男民主党・衆議院議員
玄葉光一郎民主党・衆議院議員
赤松正雄公明党・衆議院議員
(司 会)曽根泰教慶応義塾大学教授
(経過報告) 橘幸信衆議院法制局第二部長
コメント)
今春足利市でも統一地方選挙が行われたわけだが、「選挙のルールがわから
ない(わかりにくい)」そのために「選挙への感心が薄れる」といった声を私
自身も聞いた。しかし、何でもありの選挙にしてしまうと昔の“食堂選挙”へ
逆戻りしないとも限らない。
また、18歳成人という世界的な流れに対して日本はどうするのか?公選法
だけでなく民法や刑法にもからむことであるが、特に酒やタバコに関しては、
医学的な観点からもしっかりとした議論が必要であろう。
議員の資質は人によっていろいろと意見が異なるであろうが、自らの信念や
政治姿勢をはっきりと示し、しっかりとした議論ができる(意見を述べる)こ
と、これが最低限求められるべきことではないかと思っている。
公選法改正もそうした人が選ばれるような方向、政策本位の方向に進んで欲
しい。
○議会運営委員会5月28日 全員協議会、建設防災常任協議会
6月定例会の日程等の協議を行った。
なかでも、本会議での質問をどの議員でも質問できる通常の一般質問とする
か、会派代表質問とするかで意見が分かれた。私は市長選挙直後の議会ではな
いこと、さらに、選挙で選ばれてきた議員に平等にその発言権が与えられてし
かるべきとの立場から通常の一般質問とするべきと主張した。しかし、多数決
で会派代表質問となってしまった。
足利市議会の会派は、現実問題として“政策集団”とまで呼べる域に至って
いるとは言い難い。それは先月あったわずか9日間での会派解散劇をみればわ
かることである。
今回は改選後最初の議会でもあるので、全議員に等しく発言(質問)の権利
を与えるべきであったと思う。
○幹事長会議
競馬場跡地調査特別委員会の設置について早急なる設置を要望し、6月議会
初日の8日に設置される方向で話が進められることになった。
○全員協議会5月26日 政治関連のオープンミーティング(大宮)
新足利赤十字病院建設用地貸付の基本方針についての説明があった。
これまで同様20年間無償貸し付けということである。だた、今回示された
契約書案では、市が無償で貸し付けたものを病院側が有償で店舗等に貸し付け
ができうる文言があり、仮にそこで病院側が利益を上げた場合、無償で借りて
有償で貸し付け利益を上げることが妥当と言えるのかどうか、議論の余地を残
した。
○建設防災常任協議会
改選後はじめての常任協議会で、都市建設部、上下水道部、消防本部から
それぞれの事務執行概要の説明があった。
枝野幸男衆議院議員のオープンミーティングで、テーマは「社会保険庁改革と5月19日 足利市国際交流協会設立15周年記念講演会(市民会館)
公務員制度改革」
今問題になっている5000万件の消えた年金についても触れた。政府は照らし
合わせをするとしているが、“いつまで”といった期限が示されていないのは問
題といえる。
天下りに関する政府の考えは、各省庁あっせんから新人材バンクと称した一元
化されたあっせんを行うというものだが、そもそも国家公務員が定年まで勤めら
れる制度の改革そのものが必要ではないかと思った。
演題 「日米関係、対中外交と国連−ある外交官の一考察−」5月18日 全員協議会、市議会臨時会
講師 飯田慎一さん(外務省大臣官房会計課首席事務官)
本市出身の飯田慎一さんによる講演で、外交官を目指したきっかけが中学の授
業でとりあげたフォークランド紛争にあることなども紹介された。また、外交官
の一番の仕事は「日本を好きになってもらうこと」という一言には、飯田さんの
実直な人柄を感じた。
第22期の市議会がいよいよ始まった。今回の臨時会では正副議長等が選任さ5月10日 各派幹事長会議
れた。私自身は建設防災常任委員会の副委員長に選任された。
先週6つの会派が結成されたが、自民党新政会はわずか9日間で解散し、8名
いた議員のうち6名が新たに自民党平政会を結成するというゴタゴタがあった。
会派とは本来同じ政治姿勢の議員による政策集団のはずだが、こうしたことがあ
ると、正副議長のポスト争いのための集まりとも非難されかねない。
来月行われる6月定例会からは、市民の理解が得られるようなしっかりとした
議論を展開していきたい。
初めて幹事長会議に出席した。5月9日 新会派結成
会派控え室の割り振りについては問題なく了承されたが、常任委員会や各種委
員の割り振りについては会派持ち帰りで話し合い、次回の幹事長会議で決めるこ
ととなった。
渋沢克博議員と2人で会派「緑風会(りょくふうかい)」を結成した。足利市5月2日 議員総会
議会では2名以上で会派として認められるが、最小人数での結成となった。渋沢
議員が会長で、私が幹事長である。
緑風会という会派はかつて参議院に存在した。是々非々を旨としていたことか
ら、それにあやかった。数は少ないが、是々非々を旨として頑張っていきたい。
その他の会派は、自民党新政会8名、自民党議員会7名、自民党政友会4名、
公明党議員会3名、民主・市民ネット2名である。
第22期市議会議員総会が開かれ、議員紹介や議会事務局の職員構成等について3月23日 市議会3月定例会本会議
の報告などが行われた。
今後の日程として5月9日までに会派結成の届出を出さなければならない。
今回の選挙の結果をうけ、両毛鴻志会は残念ながら解散することになった。市
議会の運営は会派を中心に行われるため、会派を結成しないいわゆるひとり会派
では、その活動に大きな制限を受けることになる。しかし、今のところ新しい会
派結成に関しては未定である。
平成19年度予算等の議案が可決された。一般会計予算は471億円で、前年3月15日 総務企画常任委員会、予算審査第1分科会
度比マイナスの厳しい予算である。
また、人事案件として、副市長2人制の2人目として、現収入役の飯野健一氏
が選任された(もう1人は現助役の西田喜之氏)。
副市長2人制については前回の議会で「はじめに2人ありきでその必要性や役
割分担が明確になっていない、2人なら1人は民間人採用が好ましいのでは?」
といった視点から、議論不十分として反対した。しかし、2人制の役割分担も明
確になったので、今回反対のための反対はしなかった。
○総務企画常任委員会3月13日 予算審査特別委員会(一般会計総括質疑)
最近の新聞でも取り上げられている旧毛野小学校跡地利用に関連した木造校
舎の保存陳情に質問が集中した。
市としては地元に対して1回の市政懇談会と7回の地元自治会長への説明を
して、その解体撤去には既に理解が得られているものとの認識だったようであ
る。また、校舎の文化遺産的な価値についても行政側の説明ではほとんどない
とのことであった。しかし、2005年、2006年と2回のプロポーザルにより、
売却先が決まった今、校舎保存の陳情がでてきたわけである。
今回の問題は説明責任のあり方にあると思っている。確かに全住民へ周知徹
底させるのは大変だから、自治会長を通してといった手段になったのであろう。
しかし、住民が来る来ないは別として、全地元住民を対象とした懇談会(説明
会)は1回でなく、もっと多く設けるべきであったと考えている。
○予算審査特別委員会第1分科会
旧西小学校の跡地活用基本計画策定(新規)に関して、旧毛野小学校跡地利
用で生じた問題(上述)を踏まえ、全地元住民を対象にした説明会等の充実を
求めた。
有料となった幸楽荘の利用状況と今後の見通しについて質問した。有料化によ3月7日 市議会3月定例会本会議にて一般質問
り今年度は12万人利用との見込みだったが、現時点で約15万人利用とのこと
だった。料金形態等については、今後の動向をみて検討するとのことだった。
こどもの遊び場マップ作成事業(新規)の予算内訳を質問した。マップの印刷
費用だけでなく、作成に関わる市民に対して、ひとり2千円の謝金も計上してい
るとのことだった。
小児救急診療業務委託事業(新規)については、診療の日数や看護士や薬剤師
のことを質問した。日数は今の週2日間から週3日間にしたいとのことだった。
また、看護士や薬剤師は場所を借りる足利赤十字病院での対応を考えているとの
ことだった。
コメント)
小児医療の充実は地方自治の重要な課題である。医師不足の解消は国のレベ
ルで考えなければならないが、医師会等の協力を得ながら、今後もできうる限
りの体制充実をはかっていきたい。
本議会の一般質問は会派持ち時間制による代表質問の形式で行われた。2月28日 市議会3月定例会本会議
私は渋沢議員に引き続き、以下の質問をした。
Q5) 中心市街地活性化について
(1) まちなかの空洞化に対する市の対応
<質問内容>
足利赤十字病院が競馬場へ移転した場合、まちなかの空洞化に拍車が
かかってしまうことが懸念される。一方で、本市は中心市街地の空洞化
を食い止めるための土地区画整理事業も行っている。これでは市の施策
に一貫性を感じない。
12月議会では、移転後の日赤現在地跡地活用は日赤側の問題としてい
た。しかし、中心市街地活性化を掲げる市としても空洞化をまねかない
ための施策を考える責任が日赤同様にあるのではないか。
<答弁>
中心市街地の空洞化に歯止めをかけるための施策は行っていく。しか
し、移転はあくまで日赤側の話で、移転後の跡地活用も第一に日赤側が
考えるべきものと認識している。
<コメント>
責任回避の姿勢を感じてしまう答弁であった。移転は日赤だけの問題
ではない。競馬場跡地には既に多くの税金がつぎ込まれている。また、
土地の無償貸与、さらに補助金となると、市行政も深く関わる問題であ
る。移転後の空洞化を食い止めるための跡地活用についても、市が積極
的に関わるべきである。
(2) まちづくり3法と今後のまちづくり
<質問内容>
国は都市機能を集約させた、いわゆるコンパクトシティへと政策転換
を進めている。改正まちづくり3法はそのための法律ともいえる。
本年2月に青森市と富山市の中心市街地活性化基本計画が認定され、
両市はあらたなまちづくりへと歩み始めた。また、まちづくり3法改正
を前にしたいわゆる「駆け込み出店」に対して、函館市などは郊外への
大型店出店の中止要請を行っている。
本市の「駆け込み出店」に対する考え方や、今後のまちづくりの方向
性について伺いたい。
<答弁>
堀込宮前地区の大型店出店話は平成7,8年ごろからあった話で、今に
始まったものではないので「駆け込み」とは認識していない。
中心市街地活性化は重要なことであり、地元住民や商店街、さらに商
工会議所とも連携を深め、進めていきたい。
<コメント>
法改正を前に動きが慌ただしくなることこそ「駆け込み」だと思うが、
この答弁も責任回避の姿勢を感じてしまう。また、商工会議所がまちな
かへ移転してきて、中心市街地活性化に本気で取り組もうとしていると
きに行政が郊外への大型店出店を認めていては、中心市街地の活性化は
望めないのではないか。
行政と民間が同じ方向を向いてまちづくりを進めないと、明るい将来
は見えないと思う。
3月定例会は来年度予算が主な審査内容となる。2月22日 パネルディスカッション「ADHAって個性・・・?」(市民会館)
一般会計予算は471億円で前年度比マイナス5億6千万円と厳しい状況が
続いている。
予算の妥当性(ムダはないか)をしっかりチェックしたいと思う。
あしかが子育て応援ネット主催によるパネルディスカッションに参加した。2月20日 全員協議会、総務企画常任委員協議会
パネラー 関口小児科院長 関口 時彦 さん
足利市教育委員会 松村 由紀 さん
あしかが子育て応援ネット 鷺谷 照江 さん
コメント)
ADHA(注意欠陥/多動性障害)を個性とみることができるか?特別支援学
級で教育すべきか?について、パネラーの意見は異なっていた。その対応に
は課題が多いことを示していたように思う。
また、高校の教員からの質問で、中学校からの引き継ぎ・連携がなされて
いない現実が指摘された。これもひとつの縦割りの弊害といえよう。
○全員協議会2月15日 会派予算要望に対する回答
1.平成19年度予算(内示)について
2.足利簡易保険総合レクリエーションセンター(仮称)建設中止に伴う和解
等について
○総務企画常任委員協議会
1.団塊世代対策(アクティブ・シニア・プラン)について
2.行政組織の改正について
3.副市長の事務分担等について
4.「栃木県権限移譲推進計画」にもとづく足利市への権限移譲について
コメント)
団塊世代対策については、私も議会で取り上げているが、やっと出てきたと
いった感がある。既にいろいろと手を打っている自治体があるながで、出遅れ
は否定できないだろう。
しかし、どのような可能性があるのか、まだまだ未知数なところもあるので、
私自身もその対策に継続して取り組んでいきたい。
来年度の予算要望に対する回答があった。2月7日 足利市青少年問題協議会(市民会館)
生徒数が少ない中学校に対して、上限を決めて学区外からの入学を許可する小
規模特認校制度については、12月議会一般質問同様に“対応困難”との回答だっ
た。
この制度導入の目的は複数クラスの維持であり、それによる教員増は県の予算
である。市として必要な予算は、応募書類をつくるなど事務的なことで、以前視
察に行った流山市でもほとんど予算はかかっていないと説明を受けてきた。にも
かかわらず、市長には「流山市はやせ我慢している」などど言われて非常に残念
であった。
本年度第2回目となる足利市青少年問題協議会が開かれ、来年度の青少年対策2月1,2日 第11回震災対策技術展(横浜)
事業計画案が示された。また、最近の子どもを取り巻く環境について、會澤教育
長からの話の後、意見交換がなされた。
私は、近年急速に普及しているインターネットや携帯電話なども含めた情報媒
体を活用する能力を身につける必要性を感じていることから、いわゆるメディア
リテラシーに対する学校教育での取り組み現状について質問した。
本市ではまず小学生対象にメディアリテラシー教育に取り組み始めたとのこと
で、今後は中学生対象のカリキュラム作成に取り組むとのことだった。
メディアが流す情報を鵜呑みにしない姿勢があれば、あの納豆騒動もなかった
であろう。情報を評価・識別する能力を身につけさせるメディアリテラシー教育
は大変重要なことである。
以下のセミナー、シンポジウムに参加した。1月22日 議会改革推進協議会
◆「災害に対する備えと防災情報をいかに伝えるか!
−自分の命は自分で守る−」
川崎市総務局危機管理室地域防災力強化担当 副主幹 松澤 孝行 氏
地域防災力強化担当 事務吏員 桑野 由理 氏
◆シンポジウム「ライフラインとまちづくり」
○「ライフラインの整備は真に豊かな市民生活の要件」
関東学院大学文学部教授 小林 照夫 氏
○「地方自治体におけるユニーク条例の紹介」
地域開発研究所 研究員 牧瀬 稔 氏
○「21世紀の新しいまちづくり」
ライフラインシステム普及協会事務局長 倉茂 勝一 氏
○「東京電力の事業継続と防災対策」
東京電力(株)ソリューション営業センター 田中 裕一 氏
コメント)
いざというとき災害に対応できないのは、災害に対するイメージができてい
ないことや、災害や事件などの非日常の状況が発生したときの「無思考状態」
に陥いってしまう危険性などが指摘された。
電線地中化も含めた共同溝の普及は、まちの景観にも貢献するであろう。し
かし、コストの問題など課題もある。また、道路特定財源をその普及に充てる
といった案は妙案だが、道路族の理解を得るのは難しいであろう。
第41回目になる理事会が開かれ、第21期足利市議会改革大綱について協議した。1月20日 自然災害フォーラム(東京)
大綱の中身に関しては各会派に持ち帰り、訂正事項等を協議することとなった。
第21期におこなった議会改革は、
1)対面式による一問一答での一般質問
2)常任委員会のケーブルテレビによる中継
3)政務調査費の領収証添付、年間20万円の削減
4)議員定数2名の削減
などである。
●講演「迫りくる自然災害の脅威とその対策」1月1〜3日 会派街宣車による新春のご挨拶(市内全域)
講師:室崎 益輝氏(総務省消防庁 消防研究センター所長)
●講演「自然災害に備える損害保険」
講師:竹井 直樹氏(日本損害保険協会 業務企画部長)
●パネルディスカッション「自然災害に対する防災の取組みと連携の重要性」
司 会:池上 三喜子氏(財団法人市民防災研究所理事)
アドバイザー:室崎 益輝氏(総務省消防庁 消防研究センター所長)
パネリスト:東方 幸雄氏(NTT東日本 災害対策室担当部長)
鎗野 達男氏(帝人株式会社 環境・安全室長)
荒木 潤一郎氏(内閣府企画官(防災担当)災害情報調査室長)
田和 淳一氏(日本損害保険協会
業務企画部企画・安全技術グループリーダー)
コメント)
自然災害は1997年以降、世界的に増加傾向にあるとのことだった。地球温暖化
による影響ではないかと思われる。また、日本においては少子化や高齢化、林業
衰退などにより、社会が災害に弱くなっているとのことだった。少子化や高齢化
は災害対策にも影響を及ぼしている。深刻な問題だ。
両毛鴻志会で街宣車を用意し、正月三が日市内全域を挨拶回りした。
自民党や共産党など、党の街宣車はあるが、市議会会派として街宣車をも
つのは全国的に見ても極めて珍しいことである。こうした活動は地方政治を
変えていこうとする我々の意気込みでもある。