☆ 織原 義明 (おりはら よしあき) 活動報告 (2009年1月〜) |
○競馬場跡地調査特別委員会12月25日 全員協議会
先週三重地区で行われた競馬場跡地への調剤薬局整備についての地元説明会
の結果報告が行われた。
年明け1月8,9日には、全市民向けの説明会が行われる。単に賛成・反対
ではなく、この事業についての良い点、良くない点を確認できる場になること
を期待したい。
特別委員会としては、年明けに参考人招致(相手は未定)をして、様々な角
度からの意見も聴くことになった。
○議会基本条例に関する勉強会
幹事長会議で私から提案し、実現する運びとなった。
参加議員は28名中23名である。自由参加の勉強会なので、正副会長や会
則などは設けないことになった。議員どうしの活発な意見交換の場になること
を期待したい。
足利・太田・館林の3市長会議の開催前に、両毛地域の卸売市場統合事業の12月17日 市議会12月定例会本会議
推進を断念する旨の報告があった。
県境を超えた市場統合の構想は全国的にも注目されたが、桐生市が離脱した
時点で、今回の結論は見えていたといえる。総論賛成各論反対で行政と民間と
の隔たりは埋まらなかった。
本市の公設市場はかなり老朽化しており、統合の話がなくなったとはいえ、
今後どのようにしていくのかは非常に難しい。本市が抱える大きな懸案事項で
ある。
議案第91号「足利市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の改正について」12月11日 経済環境常任委員会、経済環境臨時常任委員協議会
は、委員会の付帯決議とは別に、各会派幹事長名で付帯決議案が提出され、賛
成多数で可決された。
その内容は、ごみ袋指定制実施からわずが2年での指定ごみ袋の大幅な値下
げに対し、ごみ減量化への意識が低下しないようさらなる取り組みと、併せて
市民負担の軽減についても努力されたい、といったものである。
議会一般質問や経済環境常任委員会でも発言したが、値下げは市民負担の軽
減で、ごみ減量には結びつかない。むしろ、ごみが増加してしまうことを懸念
する市民の声も多い。本市のごみ行政は迷走の感がある。
○経済環境常任委員会12月01日 第11回オープンミーティング
議案第91号「足利市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の改正について」
同議案に対する附帯決議
議案第91号は指定ごみ袋の価格引き下げの議案である。市民負担軽減とい
う点からは否定するものではないか、価格値下げとごみ削減は結びつかないの
で、何点かの質疑を行った。
大切なことはごみ削減であり、生産・流通・消費すべての場面で、何ができ
うるのか、特に排出抑制についてさらなる積極的な対応を求めた。また、市民
への啓発については、市内で500名弱いるクリーンリーダーの力を借りるこ
とを訴えた。同議案については賛成多数で可決された。
○経済環境臨時常任委員協議会
足利市一般廃棄物処理基本計画案について
平成22年度から平成36年度までの長期的な計画案の概要が示された。
ごみ削減量については、その目標値がややゆるめにも感じるが、平成27年
度が中間目標年度なので、見直しも有り得るであろう。両毛六市による災害時
の廃棄物処理に関する連携を考えていくという点は評価したい。
今回は、11月30日 市議会12月定例会本会議
1.ごみ袋指定制
2.競馬場跡地への調剤薬局整備
3.事業仕分け
の3点について、市民の皆様の意見交換を行った。議題が多く、いつもよ
り時間がオーバーしてしまった。
ごみ袋指定制については、値段のことよりごみ減量のために何が必要か
といった視点からの意見が出された。調剤薬局整備については、患者の利
便性をいうなら院内処方といった意見が多かった。また、事業仕分けでは
福祉が削られている、仕分け人はまちの事情を知っているのか?といった
意見などが出された。
会期は12月17日までの18日間で、13議案と報告1件が上程された。11月26日 足利市行政改革推進委員会
上程された議案のなかには、ごみ袋の料金を下げることに関する議案も
ある。この件も含めて、9日(水)に一般質問を行う予定である。
本年度第2回目の会議である。第5次行政改革大綱実施計画の見直しに11月24日 全員協議会、競馬場跡地活用調査特別委員会
ついてと、過日行われた事業仕分けについて話し合われた。
事業仕分けについては、仕分け人の人選をもう少し考えた方がいい、と
いった意見が出された。確かに、本市事業を理解していない仕分け人では
まっとうな判断はできない。事業仕分けは来年度も実施する予定なので、
来年度までの課題である。ぜひ、市民の代表にも加わってもらいたい。
足利競馬場跡地への調剤薬局整備に関する基本方針について、市側から「競馬場跡地活用:調剤薬局整備について」をご
報告(説明)があった。
新足利赤十字病院の敷地内に調剤薬局をつくるという市長の意向をうけ
ての計画である。詳細は
市の60事業について、廃止や民間委託、現行どおりなどに仕分ける作10月20日 全員協議会、広報委員会
業が、24,25日両日に行われた。
仕分け人が出した結果として、愛のひと声事業や敬老祝金事業、ひとり
親家庭医療助成事業などが、廃止に分類された。しかし、これはあくまで
仕分け作業の結果であり、市の最終決定ではない。この仕分け結果をどの
ように扱っていくかは、今後の問題である。
○全員協議会9月18日 市議会9月定例会本会議
・足利市特別職報酬等審議会の答申について
・ごみ袋指定制の見直しについて
・ごみ収集運搬業務委託の見直しについて
・公共下水道使用料の改定について
○広報委員会
・平成21年11月15日号の編集について
・表紙の写真について
・委員会視察報告書の様式について
ごみ袋無料化の公約を撤回し、値段を下げて有料化を継続する案を提案
してきた。市民の中には、無料化に戻してごみが増えるなら有料化のまま
でよい、と思っている人も少なくない。環境問題が重要視される今日では
当然かもしれない。とはいえ、ごみ袋無料化は選挙公約である。しかし、
国政に目を移すと、八ッ場ダム問題や高速道路無料化などについて、選挙
公約(マニフェスト)にこだわりすぎることはない、といった論調まで出
てきている。
マニフェストとは何なのか。このままでは、結局これまでどおりの選挙
のときだけの口約になってしまう。政治家と有権者の契約ではなく、単な
る人気取りの道具に過ぎなくなってしまう。なぜ、このようになってしま
ったのか。それはマニフェストを提示する側(政治家)も、それを受け取
る側(有権者)も、まだまだ認識不足であることが問題の根底にあると思
われる。今は政治のありようが変わる過渡期と考えたい。
では、本市のごみ袋無料化の公約に話を戻す。これまでと同じ選挙の時
だけの口約ににしないために、値段を下げて有料化を続けるにしろ、来年
度一年かけて十分に調査研究をして、再来年度には、無料化にしてもごみ
減量を実現させる施策を提案することを市長には約束して欲しい。
松澤一廣副市長が承認され、空席だった副市長のポストが決まった。9月16日 第10回オープンミーティング
松澤氏は市の企画政策課長(56歳)で、職員からの人望も厚く、議員か
らの異論もなかった。
市民会館にて第10回オープンミーティングを開催した。9月15日 決算審査特別委員会(一般会計、特別会計)
今回のテーマは「マニフェスト型の選挙について」で、あわせて今議会
一般質問の内容もお話しし、皆様との意見交換を行った。
市長のマニフェストに関しては、作成した市長マニフェスト・チェック
シートを用いてマニフェスト型選挙のあるべき姿について議論した。参加
者からは「4年前の約束など忘れてしまうものだが、こうしたチェックシ
ートなどで、市民がマニフェストの達成度をチェックすべきである」と、
有り難い意見も頂戴した。
本議会の一般質問については、ごみ袋無料化の公約がトーンダウンして
いることについて「この公約に惹かれて投票した人もいるのだから、公約
は実行すべき」といった意見が出された。しかし、一方では無料化に伴う
ごみの増加を懸念する声もあった。この件については、無料化してもごみ
減量を実現する施策として、市長が先頭に立って市民に分別の徹底をお願
いすることや、生ごみ処理の方法を考えることなどを、市長に提案したこ
とを話した。
昨日からの継続で、一般会計では消防費において、防災行政無線施設整9月14日 決算審査特別委員会(一般会計)
備の誤払いに関する所見を監査委員から伺った。監査としてもこの件を問
題視しており、納得いかない部分もあった。今後はこのようなことが起き
ないよう十分注意するとのことなので今回は引き下がったが、次回同様な
問題が発生した場合は、決算を承認できるものではない。
ごみ処理行政に関して、有料ごみ袋の売上げ等から原価等を差し引いた
収入が約1億4千万円あったことについて、今回の決算ではそれがどこに
使われたのかが明らかになっておらず、これも問題あるので、監査委員の
所見を伺った。監査委員としては、一般会計全体として次年度繰越となっ
た約5億円のなかに、この1億4千万円はあると認識しているようであっ
た。もし、この1億4千万円がごみ処理行政以外の一般会計で使われてい
たとすると、税金の二重取りとも言われかねない。納得しきれない点もあ
ったが、次年度決算では明確にしたい。
平成20年度の決算審査が行われた。9月5日 女と男のフォーラム2009足利
一般会計の歳入では、市民会館や市民プラザの使用料に関係する質問を
行った。これは以前の議会一般質問で市民会館等を管理するMBS財団の
損失補填に関係して、市が市民会館等を利用する際の減免措置の見直しを
提言した経緯から質問を行った。当時の市長答弁では、減免措置を見直し
て市も利用する際に使用料を支払うことを検討するというものだった。し
かし、今決算審査における質問で、何もやっていないことがわかった。
演題:「在宅ホスピスは“ありがとう”と“さようなら”がひとつになるところ」8月28日 市議会9月定例会本会議
講師:内藤いづみさん(在宅ホスピス医)
「いのちへの愛と感謝と信頼と祈り・・とを」をテーマに、女と男のフ
ォーラムが市民プラザで開かれた。
講演会では、在宅ホスピス医の内藤いづみさんの講演が行われた。在宅
ホスピスは自宅で人生の最期を迎えられるようにする活動で、内藤先生は
イギリスで学んできた。今の日本では、いのちの誕生と最期に立ち会う経
験が確かに希薄になっている。そうした経験の大切さを教えてもらった。
会期は9月18日までの22日間と定めた。また、会議録署名議員の指8月27日 全員協議会、議員勉強会
名、議会運営委員の定数を8人に変更した後、22議案と報告6件が上程
された。
○全員協議会8月20日 全員協議会、経済環境常任委員協議会
・提出案件について
・平成20年度社会福祉法人足利市社会福祉協議会事業報告及び決算に
ついて
・平成20年度社団法人足利市シルバー人材センター事業報告及び決算に
ついて
・延長窓口の開設日の拡大について
○議員勉強会
県の街路樹事業について、出前講座という形で行われた。議員からは大
日西側のシンボルロードのことや、鹿島橋北側の立体交差等に関する質問
があった。
私も鹿島橋線の立体交差について、立体にすると旧50号線とのアクセ
スが悪くなってしまうと市長が主張していたので、この件について、県の
見解を伺った。県としては、立体にしてもアクセス状況は今までと変わら
ないと試算していることがわかった。
○全員協議会7月30日 栃木県市議会議長会研修会(矢板市)
・第6次足利市総合計画見直し方針について
○経済環境常任委員協議会
・経営安定化借換資金の創設について
演題:「笑顔あふれる地域づくりのために」7月29日 各派幹事長(会派代表者)会議
講師:アナウンサー・エッセイスト 村松 真貴子 氏
村松氏は元NHKのアナウンサーで、その経験を生かした聴衆参加型の面
白い講演であった。
面白いだけでなく、いろいろな情報を聴くことができた。例えば、学校に
おける背筋力の検査は1997年まででそれ以降は行われなくなってしまっ
たとのことである。理由は検査により腰痛を訴える子供が増えたことにある
らしい。また、島根県雲南市の久野小学校では毎月1〜7日はテレビを見な
い、ノー・テレビ・チャレンジ運動をしているとのことだった。子供のコミ
ュニケーション能力を高めることが目的らしい。さらに、国分寺市の「うさ
この会」という育児サークルの経験談をもとに、子供の居場所のみならず、
高齢者の居場所をつくることの大切さを訴えていたことが印象に残った。
先日議会にも打診があった副市長人事について、当事者本人から辞退の申7月28日 足利市民の消費生活をまもる委員会
し出があったことについて、市長から説明があった。
この元副市長候補の方については、一部マスコミによる先行報道もあり、
名前も市民に広がってしまっていた。副市長人事については、早急かつ慎重
に進める必要がある。
今回から委員となった足利市民の消費生活をまもる委員会の会議が、足利7月24日 旧西小学校跡地活用についての意見交換会(織姫公民館)
市民消費生活センター会議室(東武駅ステーションビル内)で行われた。
平成20年度の消費者行政の実施状況および平成21年度の事業予定につ
いての報告がなされた。こうしたスタイルは、行政改革推進委員会と環境審
議会も同様であった。
本会議は年一回のみということで、参加者からは「委任状まで作ってたっ
た年一回の会議なんて、やってますのパフォーマンスに過ぎないのでは?」
といった厳しい意見もあった。私も同感である。消費者行政は今後その重要
性が高まることは間違いなく、こうした委員会のあり方を見直すことにより、
より実のある行政施策が展開できるのではないかと思っている。
足利市中央地区学校跡地活用検討委員会の委員14名(全16名中)と、7月23日 足利市環境審議会
事務局として担当市部局が出席した。参加者は80名ほどで、大半は地元住
民であった。
参加者からの主な活用案は以下になる。
・道の駅やスーパーなど
・織姫公民館の移設
・市立図書館に
・高齢者のための施設
・子育てのための施設
・現状のまま利用できるように(体育館や校庭)
・緊急避難場所としての機能を維持
・新たに小学校として(本市の発展を考えるなら、けやき小を他に利用)
・西宮神社の移設
参加者の意見を聞いていると、これまでの経緯に関係して検討委員会や市
当局への不信感が拭い切れていない住民が少なからずいることがうかがえた。
「市当局案はないのか?」といった質問に対して、「全くの白紙状態」と
応えていたが、議会にも検討委員会にも既に市当局による活用案は示されて
いる。そのことはなぜか伏せていた。また、売却についても市当局案のひと
つにあるにもかかわらず、「売却はありえない」旨の答弁をしていた。わた
しはこうした姿勢は極めて不誠実で、住民に嘘をついていると感じた。これ
では住民の不信感を拭い去ることはできないであろう。
不信感ということでは、情報操作の意図が感じられる場面もあった。それ
は冒頭に、古い普通教室棟を耐震化するには6千万〜1億円ほどが見込まれ
る、との説明があった。しかし、取り壊しでも5千万〜6千万円ほどが見込
まれることには言及しなかった。市民との信頼関係を築くには、情報を公平
に公開する姿勢も必要である。
今回より委員となった環境審議会にはじめて出席した。7月21日 全員協議会、議会改革推進協議会、経済環境常任協議会、広報委員会
報告事項
・足利市環境基本計画に係る平成20年度の環境施策の実施状況について
・足利市役所地球温暖化対策実行計画の係る平成20年度の温室効果ガスの
排出量調査結果について
・足利市グリーン購入調達方針に係る平成20年度の特定調達品目の調達実
績について
二酸化炭素排出削減では、灯油・A重油が前年比21.8%減と大きく減少
している。その主な理由は水処理センターにおける未利用エネルギーの有
効活用によるものが大きいとのことだった。また、ごみ減量による効果も
見られた。
その他事項として「スクール・ニューディール」への対応についての話
があった。この件は先週の自治体総合フェアでちょうど聞いてきた話だっ
たので、積極的な導入を求めた。本市としても積極的に導入したいとのこ
とだったが、予算執行における補助の割合など、まだ明らかになっていな
いところがあり、その点をクリアする必要があるとのことだった。
○全員協議会7月10日 足利市行政改革推進委員会
・今年度予算の組み替えの経過について
・「事業仕分け」の実施について
○議会改革推進協議会
・足利市議会改革推進協議会(後期)の検討項目について
・今後の進め方
○経済環境常任委員協議会
・小俣最終処分場の継続使用について
・足利・名草ふるさと自然塾拠点施設整備の概要について
○広報委員会
・平成21年8月15日号の編集について
全員協議会では9月以降の予算の組み替えについての報告があった。
当初市長は「1年で10億捻出(削減)であるから、半年なら5億円」と
言っていた。しかし、既に執行済みや契約済みの予算が多く、約2,300
万円の捻出にとどまった。
そのなかでも注目すべきは、第6次総合計画見直し事業費665万円の削
減である。昨年の予算委員会では議員側から「コンサルへの委託はせず、市
職員でやるべき」と、強く主張したにもかかわらず、市側は「コンサルへの
委託は必要不可欠」として譲らなかった。しかし、約半年で「できる」こと
になってしまった。市長が替わったら、できないものができるようになって
しまったわけである。行政の体質がここに表れているといえる。
市議会では各種行政委員を2年で交代するのが慣例となっており、今回7月8日 市長との懇談会
から行政改革推進委員会の委員となった。
はじめて会議に出席したが、11名の委員のうち3名が欠席だった。ま
た、委員からの発言は公募で選ばれた2名のみで、各種団体推薦の委員か
らの発言はなかった。また、今回の議題は第5次行政改革計画の進捗状況
の報告だったため、今後の進め方に関する発言は阻まれた。
この委員会は非常に重要な委員会だと思っているが、今回の出席状況、
発言者、議題に対する考え方(発言内容)について考えると、今までのや
り方は形式的という感がある。委員会の委員選出方法や会議の日時、会議
の回数とその内容など、改善すべき点は多くあると感じた。
会派ごとに市長との懇談会があり、我々緑風会はこの日に懇談した。6月23日 議会運営委員会、市議会6月定例会本会議等
話の内容は、6月議会をうけて今後の市長の方針などが示された。副市
長については、近日中に正副議長へ候補者についての話をする予定とのこ
とだった。特別秘書に関しては、やはりそのポストを作るつもりであるこ
とが示された。
副市長については、どのような方を候補として考えているのかが問題と
なろう。考え方に偏りがあったり、行政を知らない人だと問題がある。ま
ずは市長の意向を伺うところからである。特別秘書については、誰を考え
ているかの前に、その必要性から議論しなくてはならない。議会としても
その点はしっかりしなくてはならない。
総務企画常任委員会で否決された「議案第49号 特別職の職員等の給与コラムを参照されたい。
に関する条例の改正について」は、僅差で可決された。また、議員提案さ
れた「議案第55号 足利市副市長の定数を定める条例の改正について」は、
現行の副市長二名制を一名に改めるものである。私は反対したが、賛成多
数で可決された。詳細については、
○総務企画常任委員会(傍聴)6月11,12日 市議会6月定例会本会議
議案第49号 特別職の職員等の給与に関する条例の改正について
議案第50号 平成21年度足利市一般会計補正予算(第1号)について
議案第51号 工事請負契約について
議案第52号 足利市税条例等の改正について
議案第53号 平成21年度足利市一般会計補正予算(第2号)について
市長の報酬30%カットに関する議案(議案第49号)では、副市長や特
別秘書といった市長スタッフの全容が明らかになっていないので、本議会
での議決は見送るべきとする委員と、その件と市長報酬30%カットは別
に考えるべきとする委員で意見が割れた。結果、2対3で否決された。
本案は23日の本会議であらためて採決される。我々緑風会は市長報酬
30%カットと市長スタッフの件は別に考えるべきとの立場である。した
がって議案には賛成するつもりであるが、可否は微妙である。
○第9回オープンミーティング
市民会館にて第9回オープンミーティングを開催した。
今回のテーマは「新市長の公約と市政運営」で、6月議会における会派
代表質問でのやり取りを紹介し、その後、皆様との意見交換を行った。参
加者からは、議員の質問内容やそのレベルに対しての厳しい意見もあった。
また、私からは市長自身が何度となく口にした「お金がないなら知恵を出
す」実践として、市長スタッフを拡大させずに行政改革を強力に押し進め
る方法の提案をさせていただいた。
市長は聖域なき行財政改革を掲げ、できる限りの歳出カットを目指して
いる。その一方で改革を強力に押し進めるためとの理由で、市長スタッフ
の拡大(副市長2名+特別秘書複数名)を主張している。私は副市長制が
導入されたときにも、本市人口レベルでは副市長は一人で十分との立場を
取ってきた。また、数々の行財政改革を実施している太田市では本市より
も人口が多いにも関わらず、副市長は一人である。若く有能な新市長であ
るから、「お金がないなら知恵を出して」副市長2名+特別秘書複数名と
いった人件費の拡大をせずに改革は断行できると考えている。
私からの提案は以下のようなものである。まず、市職員から10名程度
を選び、行財政改革プロジェクトチームを結成し市長直属とする。給与形
態はそれまで通りとする。それに伴い、現在行財政改革を担当している課
は解体させる。民間活力の導入は、現存する行政改革推進委員会の改編で
対応する。既に民間が入っている委員会ではあるが、例えばそれに「市長
推薦枠」を設ければ、市長がこの人と思っている人を参加させることがで
きる。また、委員会の強化を図るのであれば、委員会の中に理事会を設け、
行財政改革の会議等に積極的に参加してもらうようにすればいい。市民の
声を広く聞くには、市長が得意とするインターネットを利用し、定期的に
改革の進捗状況の情報公開をした上で、市民からの意見を募ることなどで
対応できるであろう。
行財政改革は市長の強力なリーダーシップのもと、プロジェクトチーム
の結成や行政改革推進委員会を改変することで、人件費を膨らませなくて
も強力に押し進めることができると考えている。行財政改革も聖域とせず
に「お金がないなら知恵を出す」のが筋ではないかと思う。
会派代表制による議会一般質問が行われた。6月6日 国立環境研究所公開シンポジウム2009(東京)
11日:自民党平政会、自民党新誠会、自民党政友会
12日:公明党議員会、自民クラブ、民主・市民ネット
今議会は、大豆生田市長になってはじめての議会一般質問ということも
あり、傍聴席には連日多くの市民が駆けつけた。ときには、市長擁護派の
市民から、質問者(議員)へのヤジもあった。
少数与党という状況で、市長は厳しい立場でもあるが、後ろには多くの
市民がついているので、ぜひとも頑張っていただきたい。また、議員とい
う立場からいうと、多くの市民が市政に関心を持っていただき、議会にも
足を運んでくださることは大変有り難い。おそらくケーブルテレビの視聴
者も増えていることと思う。我々議員も市民から選ばれた代表であるから、
親市長や反市長とかではなく、案件ごとに議会の場で建設的な議論を戦わ
せたい思いである。
東京で開かれた独立行政法人国立環境研究所の公開シンポジウムに参加6月5日 市議会6月定例会本会議
してきた。
講演1「環境リスク研究へのいざない」
環境リスク研究センター 白石 寛明 氏
講演2「メダカ、ミジンコのオス・メスが化学物質で変わる!?
−見えにくい生態リスク−」
環境リスク研究センター 鑪迫 典久 氏
講演3「環境汚染物質の測り方
−ハイテクとローテクからのアプローチ−」
化学環境研究領域 橋本 俊次 氏
講演4「私たちの健康に害があるほどに空気は汚染されているか?」
環境健康研究領域 新田 裕史 氏
講演5「身の回りの環境汚染はアレルギー疾患を悪化させる?」
環境健康研究領域 高野 裕久 氏
コメント)
私たちの身の回りにある環境リスクに関する内容で、講演とポスター
セッションがあった。メダカやミジンコを使った実験では、環境変化に
より、オス・メスの出現割合が変わってくることが紹介された。また、
ディーゼル排気ガスにより、アレルギー疾患の危険性が増大することな
ど、私たちの身の回りにはさまざまな危険性が潜んでいることが良くわ
かった。
市長の公約でもある市長給与30%減の議案「特別職の職員等の給与に5月29日 臨時議会本会議、議会運営委員会
関する条例の改正について」など、4議案が本定例会に上程された。
今回の一般質問は、新市長就任後最初の議会質問ということで、これま
での例に習って会派代表質問制となった。私が所属する緑風会からは、会
長の渋沢議員が登壇する。6月15日(月)の午前10時から行われる。
なお、質問事項は以下である。
1.市長の所信表明について
(1) 職員の意識改革
(2) 選択の自由が幅広く保障されている社会
(3) 頑張った人が正当に報われる社会
(4) 今年度予算の組み替え
(5) ごみ袋の無料化
(6) 競馬場跡地への調剤薬局設置
2.市長選挙に掲げた選挙公約等について
(1) 行政改革の手法
(2) 改革を阻害するしがらみとは
(3) 子供にツケをまわさない行財政運営
(4) 箱物整備
(5) JR三重駅の新設及び市立美術館の移転
(6) 市有施設使用料の値下げ
(7) 土地区画整理事業
(8) 足利学校入館者増加の方策
(9) 企業誘致の取り組み
(10) 副市長及び特別秘書の配置
3.前市長の残した懸案事項への対応について
(1) 前市長からの引き継ぎ事項
(2) 両毛広域市場統合問題
(3) 競馬場跡地への高等教育機関誘致
○臨時議会本会議5月27日 けやき小学校創立10周年記念式および学校公開
冒頭、大豆生田新市長の所信表明演説が行われた。今年度中に着手す
る案件としては以下の5点を挙げた。
1)市長給与30%減(6月議会に上程)
2)予算の組み替え(9月議会に上程予定)
3)来年度予算の事業仕分け(民間シンクタンクに依頼)
4)民間委託検討会の設置(民間にできることは民間に)
5)入札参入業者の拡大(できるだけ門戸を広げ、あとは競争で)
5の入札の自由化ともいえる施策については、一見するともっともな
話に思える。しかし、それにより地元業者が潰れた例は宮崎をみるとわ
かる。競争に耐えきれない業者は生き延びる資格がない、というのは厳
しい自由競争の原理である。しかし、地元業者が潰れると雇用は減り、
市への納税も減る可能性がある。自由競争をどんどん導入していくなら
それと同時に、地元業者が競争力をつけられるような企業育成の支援も
必要ではないかと考える。
その他、市民サービスの向上(3点)、教育文化行政(5点)、農業
施策(1点)などが述べられた。
○議会運営委員会
6月議会の会期は、6月5日(金)から23日(火)までの19日間で、
一般質問は6月11日(木)、12日(金)、15日(月)に行われる。
今回の一般質問は会派代表質問となるため、私は登壇することができ
ない。したがって、新市長への質問は各会派の質疑応答を吟味した上で
9月に行う予定である。
けやき小学校になって10年が経った。大規模改修工事も予定より早く5月26日 富田中学校学校公開
終了した点は良かった。ただ、行政としては小学校統廃合のあり方につい
て、反省すべき所は反省し、今後に生かすよう努めることを忘れてはなら
ない。
富田中学校の学校公開では、授業風景以外に昼休みの合唱練習なども見5月22日 議会運営委員会
学することができた。小規模校ではあるが、合唱の実力はすごい。今後も
その活躍を期待したい。
授業については、数学で1クラスを2つに分けて授業を行っているとこ
ろが見学できた。生徒が10名程度なので、指導はより行き渡ると思われ
る。生徒も遊んではいられないであろう。
今後もこうした機会に現場を見学したいと思う。
来週29日に臨時議会を開くことが決まった。4月7日 資源物収集パトロール
冒頭に市長からの挨拶が予定されている。おそらく所信表明のようなも
のになるであろう。どのようなことを話すのか注目したい。
持ち去り防止と資源のリサイクルの推進のため、議員提案により「足利3月24日 市議会3月定例会本会議
市廃棄物の処理及び清掃に関する条例」の一部を改正した。
平成21年4月より、ごみステーションに排出されたアルミ缶や新聞紙
等の資源物を持ち去ることが条例違反となる。違反した場合は罰金を科さ
れることがある。
これに伴い、議員も各地元地域における資源物収集の際のパトロールを
今月行うことにした。今回は持ち去る人物には遭遇しなかったが、条例の
効果がでるようにしていきたい。
平成21年度予算関連の議案等を可決した後、吉谷市長から退任の挨拶3月19日 第8回オープンミーティング(市民会館)
も行われた。
2期8年の在任中、競馬事業の廃止やその跡地を国から安価で取得した
こと、西久保田工業団地およびインタービジネスパークの造成・分譲など
成し遂げた事業もあるなか、競馬場跡地活用(東側半分)や公設市場統合
問題など未解決の事業もある。これらは次期市長に判断を委ねられること
になろう。
吉谷市長に対しては最初から反市長派と見られていたが、私自身は賛成
するところは賛成してきた。しかし、薬科系新設大学の誘致や副市長2人
制、有料ごみ袋制などについては反対した。こうした是々非々の立場は、
新市長に対しても貫いていきたいと思う。
テーマ:次期市長選挙の争点について3月16日 予算審査特別委員会第4分科会、建設防災常任委員会
次期市長選挙では、マニフェスト型の選挙になることが期待されている。
そこで、マニフェスト型の選挙とは何かについてお話しし、その後、予想
される争点として以下の8つ挙げさせていただき、それらについて皆様と
意見交換をした。
1)競馬場跡地活用(東側半分)
2)足利日赤移転後の跡地活用
3)公設市場統合問題
4)ごみ袋有料化
5)人口減への対応(高齢化問題、少子化問題)
6)地域経済の活性化
7)行財政改革
8)足利市の将来像
1〜4)は各論で、5〜7)はもう少し大きなテーマ、そしてさらに大
きなテーマとして8)を挙げさせていただいた。
ごみ袋有料化については、始めてまだ1年足らずなので、選挙の争点に
すべきではないといった意見が出された。日赤移転後の跡地活用について
は跡地だけでなく、その周辺まで含めて空洞化への対策を考えるべきとの
意見が出された。私も同意見でこれまで何度も一般質問で扱った。しかし、
どうすればいいのか妙案はいまのところない。
マニフェスト型の選挙になれば、事後検証が可能となり、これまで以上
に公約は重みを増す。しかし、どんなすばらしいマニフェストが提示され
ても、それを本当に実現してくれるのか、最後はその人物の信頼性が問わ
れることになるのかもしれない。
○予算審査特別委員会第4分科会3月12日 予算審査特別委員会(一般会計)
公共下水道に関して、その使用料値上げが検討されているようだが、
国からの指導や繰り上げ償還との兼ね合いについて質問した。
国からは使用料をもう少し高くするよう指導があったとのことである。
もし、値上げが必要ということであれば、国からの指導といった理由で
はなく、市民が納得いく理由が必要であろう。今回は値上げはないので
あまり突っ込まなかった。
○建設防災常任委員会
議案第17号 足利市都市公園条例の改正について
議案第18号 市道路線の認定、廃止及び変更について
議案第19号 平成20年度足利市公共下水道事業特別会計補正予算
(第1号)について
議案第29号 足利市都市公園(織姫公園及び大日苑)の指定管理者の指定
について
議案第30号 足利市都市公園(織姫公園及び大日苑を除く)の指定管理者
の指定について
議案第31号 足利市松田川ダムふれあい広場の指定管理者の指定について
上記の議案について審議し、原案を可とした。
選挙啓発については、マニフェストの周知をすべきではないかと訴えた3月2日 市議会3月定例会本会議
が、法律的には市長選挙において選挙期間中に制限枚数内の文書図画の配
布が可能になっただけで、それがマニフェストとは限らないらしい。した
がって、マニフェストの周知については、個人的に頑張るしかない。
生活路線バスについては、随意契約で長年続いていることを指摘した。
答弁としては、路線変更に伴い契約方法について見直しを含めた検討を行
うとのことだった。
市内小中学校の耐震化工事について、単に耐震化だけなのか、それとも
改修工事を伴うものなのかを質問した。来年度は、青葉小と坂西北小の校
舎、愛宕台中の校舎と体育館、さらに毛野中校舎の5棟の工事が予定され
ている。以前伺った愛宕台中はかなり老朽化していたので、このような質
問をしたが、耐震化工事に改修工事も一部含まれるとのことだった。
国の方針もあり、小中学校の耐震化は今後も進むものと思われる。はや
く進めるべきである。
会期は3月2日から24日までの23日間と定め、43議案と報告7件が2月28日 第14回メディアリテラシー教育研究会(横浜市)
上程された。
議案第1号「平成20年度足利市一般会計補正予算(第3号)について」
は国の2次補正に関連する内容で即決となった。本市における定額給付金に
かかる予算はおよそ24億円である。事務費は1億円程度となる。
「考えよう、ケータイ」をテーマとしたセミナーに参加してきた。2月20日 全員協議会、議会運営委員会、広報委員会
講演:「子どもとインターネット、携帯電話の現状と授業実践」
千葉大学教育学部准教授 藤川 大祐 氏
実践紹介:「考えよう、ケータイを使った情報モラル授業」
富里市教育委員会指導主事 古谷 成司 氏
パネルディスカッション
「子どもと携帯電話〜学校、家庭、地域の現状とこれから〜」
学校の関係者向けのセミナーであったが、いろいろと為になる話が多かっ
た。ここで使っていたDVD教材等については、本市の教育委員会にも紹介
しようと思っている。また、子どもとケータイについては、大阪府知事の発
言でにわかに注目されるようになったが、それに先んじて横浜市では対応を
とっていたこともわかった。こうした取り組みについても、本市教育委員会
に紹介しようと思う。
○全員協議会2月12日 全員協議会
・平成21年度予算(内示)について
・第5次行政改革大綱実施計画の見直し結果について
・指定管理者候補者の決定について
平成21年度一般会計予算は475億4千万円で、昨年度の当初予算に比
べ3.1%減となっている。また、特別会計とあわせると前年比6.6%減
の厳しい予算案が提示された。世界的な金融・経済危機を考えると、前年度
比減の予算はやむを得ないかもしれない。
新規事業としては、新足利赤十字病院建設に対する補助(5億円)や、市
立小中学校施設耐震化事業(5億1700万円)などがある。
○議会運営委員会
・3月議会における一般質問についての申し合わせ事項の見直しについて
これまで3月議会は会派代表質問の形式で行われていた。しかし、一問一
答方式の導入により、代表質問の形式がミスマッチになってきたため、その
見直しが話し合われた。結果、代表質問をするか否かは各会派で決めること
し、代表質問制を選択しない場合は、個人質問ができることとした。これに
より少数会派である我々でも、個人質問なら皆が質問できることとなった。
○広報委員会
・市議会のキッズページについて
その他の事項として、議員の本会議出欠状況の公開についてが話し合われ
た。以前視察に行った伊賀市では、出欠のみならず、議案に対する賛否も議
会だよりなどで公開していた。市民の代表として議会に出ているのだから、
出欠はもちろんのこと、どの議案に誰が賛成または反対したのか、市民は知
る権利があると思う。それを議会から積極的に公開していくような時代にな
っていると私は考えている。本市における対応は今後話し合われる。
足利赤十字病院の移転に伴う市からの補助金についての報告がなされた。1月26日 議会運営委員会、競馬場跡地活用調査特別委員会、建設防災常任委員協議会
結論から言うと、市からは11億円の補助金を考えているとのことである。
これは、県からの補助金が全額で22億円になることから、その半額にあた
る11億円を市が拠出するという考え方に基づいている。
しかし、栃木県は県南リハビリテーションセンター整備のために15億円
を拠出するといった昔の約束事もある。それを考慮すると、リハビリテーシ
ョンセンター整備以外の病院移転に伴う純粋な県からの補助金は7億円とい
うことになる。となると、その半分の3.5億円が市が出すべき補助金額と
なる。
これに対する県の説明は、以前に比べ民間のリハビリテーション施設もで
きていることから、昔ほどその必要性は薄れているといった時代の流れも考
慮し、リハビリテーションセンター整備にいくらということではなく、それ
も含めた病院移転に対する補助金とのことらしい。県も財政が厳しいことも
わかるが、もう少し県との協議が必要かもしれない。
また、近隣他市からの補助金については、金を出すならば何でもかんでも
患者を足利赤十字病院に押しつけてしまえ、といった考え方をする近隣他市
もあるらしい。補助金のありようについてはモラルの問題も含め、さらに協
議をする必要性を感じた。
○議会運営委員会1月11日 一中・二中地区成人式(織姫公民館)
3月議会の議会質問は、これまで会派代表質問で行われている。一方、
通常の議会質問は個人による一問一答方式で行われている。一問一答方式
は議員個人と執行部とで議論を深めるスタイルになっており、儀式的な質
問から中身のある質問にするため、議会改革により採用された。しかし、
会派代表質問は、議員個人と執行部が議論を深める一問一答方式にそぐわ
ないため、代表質問制の廃止がこれまでも議論されてきた。私は代表質問
を廃止し、3月議会も通常通りの一般質問にすることに賛成してきた。た
だ、これまでは賛成小数で否決されていた。
今回、またこの件について話し合われることになり、会派に持ち帰り、
会派内で意見集約した後、ふたたび本委員会で議論されることになる。
○競馬場跡地活用調査特別委員会
新足利赤十字病院の実施設計の概要について病院側から説明があり、そ
の後、質疑応答が交わされた。
県市からの補助金や建築資材の価格など、不確定な要素はあるものの、
今年の5月までに施工業者を決定し、予定通り平成23年7月開院で計画
が進められている。変更点としては、県からの指導で病床数は565床か
ら555床へと10床減となった。また、当初病棟屋上に設置予定だった
ヘリポートは、隣接する場所に作られる国の災害用ヘリポートを使用する
ことへ変更された。
市民の皆様の多くが心配される医師の確保については、病院側も鋭意努
力し、医師確保に努める旨の答弁をいただいた。
○建設防災常任委員協議会
「工事委託契約の変更について」
「平成20年 足利市火災・救急概況について」
本市の火災発生状況は、前年74件から5増の79件となった。しかし、
過去10年のなかでは4番目に少ない数字である。
出火原因として、放火または放火の疑いが全体の37%もある点は、気
になるところである。
今年ははじめて平成生まれの成人となった。また、吉谷市長もはじめてこ
の地区の成人式に出席された。
来賓祝辞として今年は私から御祝いを述べさせていただいた。成人となっ
て得られる権利に選挙権がある。今年は市長選挙に衆議院選挙と、大きな選
挙が2つある。そこで、持論である「入れたい人が誰もいないなら、白票で
もいいから投票だけはして欲しい」と述べた。さらに「選挙を棄権した場合
はその後に行われる政治対しても文句を言う権利がない」という考えも話し
た。
果たしてどれだけ聞いてくれたかは不明である。しかし、成人になった年
に選挙権を行使できるのだから、新成人にはぜひとも選挙に行って政治参加
をして欲しい。