☆ 織原 義明 (おりはら よしあき) 活動報告 (2011年1月〜) |
新足利赤十字病院の建設現場を視察してきた。まだ工事中ということで、2月21日 全員協議会、教育経済常任委員協議会
昼休みを利用しての視察となった。
工事は急ピッチで進んでいる。7月の開院には立派な建物になっているで
あろう。そうしたハード面に見合ったソフト面(医療技術)の向上を多くの
市民は願っていると思う。それを議会としても要望していきたい。
○全員協議会2月4日 第15回「震災対策技術展/自然災害対策技術展」(横浜市)
・平成23年度予算(内示)について
・足利市薬局施設の使用予定者の一部変更について
・子宮頸がん等予防接種費用の助成について
○教育経済常任委員協議会
・足利市におけるイノシシ被害への対応について
・学校給食費の改定について
コメント)
薬局施設の使用予定者の一部が変更されたのは、落札業者の都合による
ものであった。本来は落札した業者は辞退できないことになっていたはず
であるが、ある意味想定外の事態になってしまったということであろう。
想定外の事態に対して、次点業者の繰り上げが適切といえるのか、につい
ても議論の余地はある。しかし、事後報告となると議会としても、以後こ
うしたことが起きないよう申し入れするのが限界だったかもしれない。し
かし、それで済ましていいことではないので、議会の権能といった根本的
なところから、議論を深める必要がある。
■地震防災研究の最近の動向〜地震発生時の適切な退避行動〜1月5日 新春賀詞交歓会
講師:文部科学省 地震調査管理官 北川 貞之 氏
文部科学省 防災科学技術推進室 室長補佐 富田 浩之 氏
■静岡県の地震対策 −耐震化対策−
講師:静岡県 危機管理部危機情報課 主幹 水野 和彦 氏
■BCM(事業継続管理)の中小企業への普及のための地域の取り組みについて
講師:富士常葉大学大学院環境防災研究科 池田 浩敬 教授
コメント)
地震発生時の対処として、まずは火の始末が言われていたが、近年はガ
スコンロや石油ストーブなどの自動消火装置も普及している。そうしたな
かで、火の始末をしようとして逆にけがをする場合もあり、時代にあった
見直しを進めているとのことであった。見直し作業を見守りたい。
中小、とくに零細企業の事業継続計画はなかなか進んでいない。本市も
中小零細企業が多いが、計画策定における企業の負担をなるべく少なくす
る方法として、通常の経営相談(商工会議所やコンサルなど)に組み入れ
る手法が提案された。行政の関与についても含め、今後の参考にしたい。
今年は市政90周年ということで、様々な記念行事が予定されている。お
祭りムードもいいが、こうした節目の年だからこそ、人口減少と少子高齢化
という現実を真正面に見据えて、持続可能なまちづくり元年と位置づけて、
いろいろな対策を打っていかなければならないと感じた。