ベルギー当局は、(プソイド)エフェドリンとフシジン酸(外用)について、処方箋医薬品に分類を変更し、2024年11月1日から適用すると発表(2024.10.07に投稿したものを記事化)
【FAFMPS 2024.09.30】
Les médicaments à base des principes actifs (pseudo-)éphédrine et acide fusidique soumis à prescription médicale en Belgique à partir du 1e novembre 2024
https://afmps.be/fr/news/les_medicaments_a_base_des_principes_actifs_pseudo_ephedrine_et_acide_fusidique_soumis_a
(プソイド)エフェドリンを処方箋医薬品とする理由
(プソイド)エフェドリンを含む内服薬は、風邪の鼻づまりの対症療法によく使用され、多くの場合、アセトアミフェンなどの他の有効成分と併用される。
しかし、(プソイド)エフェドリンは、風邪治療のガイドラインでは推奨されていない。
さらに、その使用は潜在的に重篤な副作用(心血管系、神経系、精神系を含む)を伴う可能性があります。
これらのリスクの中には、用量に関係なく予測不可能なものもあります。
さらに、(プソイド)エフェドリンが興奮剤や食欲抑制剤として乱用される危険性もある。
フシジン酸を医師の処方の対象とする理由
FPS公衆衛生、BAPCOC、Sciensanoおよび介護保健庁が支持する多くの科学的論拠は、フシジン酸の使用が皮膚・軟部組織感染症における黄色ブドウ球菌のフシジン耐性菌の増加につながることを示しています。
したがって、フシジン酸の過剰/不必要な使用には対処する必要があります。
しかし、店頭 (OTC) での入手可能性により、問題の薬物の使用が増加します。
さらに、ベルギーはヨーロッパで唯一、外用フシジン酸が処方箋で自由に入手できる国です。
これを受けて、ベルギー国内ではプソイドフェドリンを配合したOTCのSinutab(アセトアミノフェン500mg/PSE30mg)の駆け込み需要が増えているという
Plusieurs médicaments bientôt interdits à la vente libre, les clients se précipitent
(LeSoir 2024.10.05)
https://www.lesoir.be/627364/article/2024-10-05/plusieurs-medicaments-bientot-interdits-la-vente-libre-les-clients-se
2025年04月27日 23:21 投稿