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2007.03.26 アシクロビル軟膏がOTCにスイッチへ
22日、厚労省の薬事・食品衛生審議会一般用医薬品部会が開かれ、グラクソ・スミスクラインと大正製薬が申請していた抗ヘルペスウイルス薬アシクロビル軟膏(製品名「アクチビア軟膏」「クリアビル軟膏」など7品目)のスイッチOTC化が了承されたそうです。
6月にも開催される薬事分科会に報告されたのち、市販が開始される見通しです。
口唇ヘルペスなどは早い対応が重要で、今回のアシクロビル軟膏のOTCへのスイッチは、薬局の店頭で待ち望まれていたところですが、海外では多くの国で既にOTC化されていて、一部の国では薬局以外での販売も認められています。
1.OTCスイッチ済み
独(1992年〜)、英国(1993年〜。2004年〜一部自由販売)、豪州(1996年12月〜。2002年6月〜は一部自由販売)、仏(1997年〜)、スペイン(2000年〜)、中国、韓国、ニュージーランド など
2.処方せん医薬品
カナダ、米国
また、この部会では、ケトチフェンフマル酸塩の点眼液のスイッチと、トラネキサム酸とビタミン合剤のものの「しみ(肝斑に限る)」の効能・効果の取得についても認められたそうです。
今回のように、薬局・薬剤師のみが取り扱えるというものがこれからどんどん増えてくれればと考えています。
参考: OTC Ingredient Tables(AESGP)
【薬食審一般用医薬品部会】アシクロビルのOTC了承
(薬事日報 HEADLINE NEWS 3月27日)
http://www.yakuji.co.jp/entry2599.html
日刊薬業ヘッドラインニュース3月26日