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2007.08.15 EU、WEBから医療情報を収集するシステムを開発

EU(欧州委員会)は13日、公衆衛生関連のウェブサイトから情報を恒常的に収集・分類する医療情報システム"MedISyS(Medical Intelligence System)”を開発したと発表しました。

New medical intelligence system will help identify public health threats
 (EUプレスリリース 2007年8月13日)

 新たな医療情報システムにより、公衆衛生上の脅威の特定が容易に
 (駐日欧州委員会代表部ウェブサイト)
  http://jpn.cec.eu.int/home/news_jp_newsobj2380.php  

このMedISysは、伝染病の監視やバイオテロリズムの早期発見等を目的に作られたもので、公衆衛生に関する32の言語で書かれた1,000以上のニュースサイト及び120の公衆衛生関連のウェブサイトに掲載された情報をリアルタイムで収集・分類・整理し、提供しています。(情報ごとに元記事にリンク)

分類された記事は、疾患(AIDS-HIV、性感染症、腸感染症、呼吸器感染症、ワクチン予防、その他の疾患、その他のトピックス、症状<下痢・発熱・嘔吐>)、バイオテロリズム(毒素、バクテリア、ウイルス性出血熱、ウイルス)、その他(医学研究、国際機関、食環境、動物の病気)の3分類に、キーワードごとにまとめられていることから、新型インフルエンザの流行やバイオテロ攻撃のような重要事件に取り組む当局にも貴重な情報を提供することも可能になるとしています。

公衆衛生的な記事が中心で、また多言語で記されているので、薬剤師にはあまり役には立たないかもしれませんが、いざというときに知っておきたいサイトだと思います。

   Public version of MediSys
       http://medusa.jrc.it

8月15日 15:50掲載

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