2005/3/9 市議会3月定例会本会議にて一般質問 1.子育て支援について (1) 保育所民営化の進め方 (2) 子育て支援単独事業の導入 (3) 民間による子育て支援事業に対する補助 2.教育行政について |
Q1)子育て支援について (1) 保育所民営化の進め方 <質問内容> 民営化が予定されている3保育所の保護者アンケートを見ると、現状維 持を望む声が強い。ならば、公立保育園の保育方針を継続するなどの条件 をつけて、民営化参入を保育園経営者のみでなく、幼稚園経営者などへも 門戸を広げたほうが、保護者が納得する結果につながるのではないか。 <答弁> 現在進めている3保育所については、これまでの保育園経営者で話し合 いを進めていくが、その後の民営化については、参入資格の条件をいろい ろと考え直したい。 (2) 子育て支援単独事業の導入 <質問内容> 少子化が問題となっている今、保育所新入所助成金事業を市単独で行っ ているところもあるが、その対策のために、このような助成事業の導入を 検討してみてはどうか。 <答弁> その必要性は感じるが、現状では財政的に厳しい。 (3) 民間による子育て支援事業に対する補助 <質問内容> 子育て支援の情報誌やHP作成に対して、市当局は「特定の民間事業者 に対しての助成は困難」としているが、昨年6月議会で市長は「足利市も 援助していきたいと、かなり充実をしていきたい、」と答弁している。こ れは明らかに矛盾している。説明を願いたい。 <答弁> 屁理屈になるが、援助と支援は違っていて、援助とは資金的なことまで は含まれていない。 <コメント> はじめに屁理屈と市長に開き直られてしまい、その姿勢に誠意は感じら れなかった。残念というかむしろ悲しい。 ▲ 先頭に戻る |
Q2)教育行政について (1) ブロードバンドスクールの導入 <質問内容> 生徒がコンピュータ教室へ移動するのではなく、パソコンを普通の教室 へ移動させるブロードバンドスクールの導入を考えてはどうか。 <答弁> 岡山市や千代田区などの先進地も調査して、パソコンリース期限をメド に今後検討していきたい。 (2) 足利学校の活用 <質問内容> 足利市でしかできないことや郷土愛を育むことを念頭に置いて、市内小 中学生は必ず一度は、足利学校で授業を受ける体験をさせたらどうか。 <答弁> 足利学校は本市の貴重な財産であり、今後市内の各学校にも働きかけて いく。 ▲ 先頭に戻る |
Q3)足利市個人情報保護条例について (1) 足利市個人情報保護条例に対する行政の対応 <質問内容> 建築計画概要書の閲覧制度を利用して、いわゆる業界新聞が建築主の 氏名・住所といった個人情報を掲載している。これを当局が許可してい るわけだが、足利市個人情報保護条例に反しているのではないか。 <答弁> 閲覧制度は国の法律で、市条例より上位にある。しかし、近隣他県も 業界新聞への個人情報掲載をしていない事実もあり、今後は掲載されな いように方針を変える。 ▲ 先頭に戻る |
Q4)環境行政について (1) 京都議定書発効と本市の省エネ対策 <質問内容> 京都議定書発効による本市の省エネ対策はどうなっているのか。 <答弁> 温室効果ガス削減の計画については、現在策定中である。 (2) 体験型の観光としての活用 <質問内容> 省エネとともに、自然エネルギーの利用も二酸化炭素削減につながる。 また、自然エネルギーは新規産業、雇用創出も期待できる。今後積極的 な開発が必要ではないか。 <答弁> 本市には風力発電で有名な足利工業大学もあり、産官学の連携で今後 検討してゆく。 ▲ 先頭に戻る |