2021年2月

2121年2月

・21日(日)に両崖山(西宮町)から発火した山林火災は、周辺106haの範囲まで延焼してしまったが、鎮圧宣言(3/1)が出てホッとした。実は、僕が所有する両崖山南東側(本城1丁目)の雑木林に飛び火して一部が炎上、また、この裏側にも杉林を所有しているので、現場の近くまで数回、足も運んだ。住宅や人的な被害がなかったことは幸いだった。山林火災の多くが人為的ミスによるものであり、出火原因が気になるところ。

・メルボルンで行われた全豪オープン女子テニスにおいて、大坂なおみが2年ぶり2度目の優勝を果たした(20日)。大坂は1回戦から7試合を勝ちぬいたが、心・技・体の充実を感じさせる素晴らしい出来栄えだった。とりわけ準決勝では、この道第一人者のセリーナ・ウィリアムズ(39歳)に完勝し、世代交代を思わせた。なお、今大会4回戦で大坂が最も苦戦した、元世界ランク1位のガルビネ・ムグルサ(スペイン、27歳)との戦いは、歴史的好ゲームとして忘れることができない。

・五輪組織委員会会長の森喜朗氏が女性蔑視発言とその後の記者会見の内容により、多くの人の怒りを買って結局辞任に追い込まれた。東京オリパラ開催における直近の「人災」が森氏の失言だったと言えよう。元々、女性軽視の言動を取ってきた森氏だが、男女平等色の強い、オリパラ・国際舞台でウッカリ「本音」が出てしまったかもしれない。後任人事も話題性があったが、冬季五輪メダリストの女性、橋本聖子氏が火中の栗を拾う結果となった。

・菅総理大臣の長男などによる、総務省幹部との相当数に及ぶ会食疑惑が浮上した。今度も週刊文春(2/11号)から。総理は、「独立後の親子は別人格」を強調しているが、世間はどう見るか? 安倍総理の昭恵夫人問題、菅総理の正剛長男問題―と、何かが狂っているように思う。それにしても利害関係を有する業者への総務省幹部のブザマな対応には呆れてしまう。

・女子水泳の池江璃花子がジャパンオープン2020の自由形決勝で2位(7日、学生新記録)、東京都オープン2021の100メートルバタフライで3位、また、50メートルバタフライで1位(学生新記録)となって立派。この選手の泳ぎを見ていると、次第に嬉し泣きが始まってしまう。

・コロナ緊急事態宣言が出されていた我が栃木県は、8日(月)に解除された。しかし、他の都府県については継続され、今後も危ぶまれるところであり、注視。