2020年1月

 新年あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願い申し上げます。

 「年齢が進むと1年経つのが早い」とよく耳にしますが、これをまさに実感している今日この頃です。本来、スロータイプの僕ですので焦らず、臆せず、「気力・体力・前進」を念頭に置いて歩んでいこうと思っているところです。ゆっくり、深く生きてみよう―と。

 今年も松村記念館及び松香庵をよろしくお願いいたします。

2019年12月

・災害不安、高齢不安、政治不安・・・・・・等々、日本列島は不安だらけか。
12月は例年通り庭の清掃(庭木の手入れ含む)に力が入る月で、特に下旬の松村造園グループとのジョイント日程は、総仕上げとなって爽快だ。建物内の清掃などは主に家内が取り組んでくれる。今年も健康を保ち年を越せそう。(12/30)

・フィギュアスケートの全日本選手権で羽生結弦は敗れて2位だった。先のイタリア・トリノでのGPファイナルでもネーサン・チェンに40点以上の差をつけられて2位-―と、今や追われる立場にある羽生なりの苦悩は計り知れない。

・東京五輪卓球のシングルス代表に男子は張本、丹羽、女子は伊藤、石川で確定。これに各々1名が団体戦で加わってくる。特に張本と伊藤は中国と互角の戦いができるまでに成長しているが、あと一歩というところか。頑張れ!

・アフガニスタンで人道支援に取り組んでいた中村哲医師が12月4日、現地を移動中に計画的グループに銃撃され、死亡した。「医療だけでは彼らを救えない」と、井戸を掘って肥沃な土壌づくりの先頭に立つなど、国際舞台で幅広く活動していた偉人・中村哲氏。アフガンや日本だけでなく、世界中からその死が惜しまれている。それにしても善人に対する銃撃とは残酷極まりない行為。

・当館の貸店舗(旧外蔵の増改築型)のテナントが急きょ撤退となった。夫婦二人三脚の飲食店だったが、その妻が交通事故を被り、急逝してしまったことによる。「清掃」が嫌いな夫婦だったが、撤退の際、僕は苦言を一切口にしないようにした。場所柄、空き店舗のままではまずく、12月に入り新たなテナント募集に着手。

2019年11月

・国の政治・行政に関し、又もや「桜を見る会」で大失点あり。森友加計問題であれほど世間を騒がしたのに、今度は国税を使っての政権と官僚のだらしなさが露呈。国家経済の鈍化、財政再建、地方の疲弊、深刻な少子高齢化と社会保障、消費税アップ、国際関係等々の諸問題が山積する中、ずさんな国家運営の一端が浮き彫りになった。悪事がバレてしまい、多くの国民が「隠蔽とウソの政権」と非難している以上、また、総理自身が「大いに反省」と口にしたので、この際、潔くバトンタッチすべきではないだろうか。まさにトップの責任の取り方の道しるべでありたいもの。

・フィギュアGP・NHK杯の羽生結弦の圧巻の演技。堂々たる世界トップの貫録を見せてくれた。さらに向上心あふれるインタビューの内容には恐れ入った。頼もしく美しい。

・僕は今までの人生において、地域社会において、ほぼ前例のないことをどれだけやれたのだろうかと振り返る(11/1、誕生日)。大学卒業後足利へ戻り、まず、足利テーブルテニス(卓球)クラブの発起だったかな。このクラブ員約70名はその後、足利で開催された日中大会、全日本総合団体、国体の競技役員の主体を成し、それぞれ成功へと結び付けてくれた。昭和53年の日中交歓卓球大会公式戦(市民体育館落成記念、NHK実況中継)、全日本総合団体(卓球)、栃の葉国体(卓球、レスリング、ラグビーフットボール、大会旗・炬火リレー、県集団演技等)、(旧来の塀を撤去し、正門を移設し、)外蔵を増改築して店舗化、離れ家を改装して店舗化、当館(住宅)の公開と活用(イベント、撮影)、市職員から市議へ転身、当館へコスプレ導入、ゲストハウス(宿)の設置、所有山林を東証一部上場企業へバトンタッチなどかなーと。このほか市職員・市議時代、新規の制度や事務事業等を具現化させ、それなりに成果を上げたものはいくつか思い浮かぶーが。そもそも僕は、人にはそれぞれの役割があると思っており、前例のある事にはあまり興味を持てない怠け者。今、73年間の人生で、まだこの程度しかやれていないと反省しているところだが、不器用者なりに今後も「自身のため、まちのため」の精神を持続し、まだまだ未来に向けてチャレンジしていきたいと思っている。

・東京五輪のマラソンと競歩の会場が1日(金)、都知事の「合意なき決定」の弁をもって札幌への移転が最終的に決着した。IOCの強権さを感じさせたが、都の経費負担の面において、当然ながらIOCがかなりの譲歩を示した。今後、アスリートファーストはいかに?

・沖縄県首里城の正殿など主要施設が焼失してしまった。収蔵していた絵画や漆器など多くの貴重品も失われたとのことで残念。僕も訪問したことがあり思い出の場所の一つ。10/31午前2時過ぎの出火らしいが、沖縄の本土復帰50年の節目に当たる2022年までに、再建計画を策定する方向へ。1日(金)以降、この原因等現場調査が進行中。

2019年10月

・永遠のスター八千草薫さんが88歳で死去、また、日本人初の国連難民高等弁務官として難民支援に貢献した緒方貞子さんが92歳で死去。本当に偉い女性が二人、この世を去った。

・日本(千葉県習志野CC)で行われたゴルフ「ZOZOチャンピオンシップ」は、何とタイガー・ウッズが驚異の集中力で完全優勝を果たし、米ツアー歴代最多に並ぶ82勝目を挙げたが、これに迫る勢いで松山英樹が2位と善戦し、僕を含め、ファンを興奮させた。実に見応えのある戦いだった。

・主に東日本を襲った台風19号の被害が日に日に明らかになっている。多くの人々の生命や財産をも奪う大災害となってしまったが、被害額が栃木県内だけでも土木、農林業等で487億円超えとのこと(22日・火)。悲惨の一語に尽きる。地球温暖化のいたずらとも言われているが、自然界が経験則の通用しない時代になっているとしたら恐ろしい。

・福井県高浜町の「関電問題」が大きく浮上している。言語道断だ。
地元の元助役が長期にわたり、多数の関電幹部や建設業者等を相手に多額の金品を動かしていたことに伴う疑惑。金品授受については相当数、事実が判明しているとのこと。今後の調査を経て、特に関電が「説明責任を果たし、すべてのウミを出し切れるのか」と思ってしまうが、電気事業は公共事業であり、国民への背信行為があってはならない。

・当地域においても、市の建設行政に携わった幹部職員が退職後、地元建設業者で構成する組織に対し「使ってくれ」と、まるでタカリの如く居座ったことがあるらしい。もちろん給与を得るためだが、業者側がこれを受け入れざるを得ない何かの理由があるとしたら、高浜町で起きた問題とあまり差異はない。この者は、以前から麻雀を通じて地域政治家に接近したり、○○(役職)になったと吹聴したりして行政マンの品位を汚し、後輩職員に迷惑をかけてきたことが分からないのだろう。勤め人は、退職後の生き方でその真価が問われるもの。

・カタール・ドーハで世界陸上、日本でバレーボール男子W杯、ラグビーフットボールW杯とほぼ連日、観戦により多忙だった。陸上の20キロ競歩で山西利和が初の金メダル、男子バレーボールが大会初の8勝を挙げて4位と健闘、加えてラグビーW杯で日本代表が準々決勝まで進出し、日本列島を熱狂させた(20日・日)。特にラグビー初の8強入りは誠に立派で、予選リーグで連勝を重ねる日本選手団に拍手を送り続けた僕だった。50年前のラグビー早明戦、栃の葉国体ラグビー戦(足利会場)を思い出しつつ、涙腺までが緩んでしまったが、最後は「よくここまでやった!」―と爽快。スポーツは運動能力+頭脳の質が良くなければ勝てないもの。

・旭化成名誉フェローで名城大教授の吉野彰氏(71歳)がノーベル化学賞を受賞した(9日)。日本人のノーベル賞受賞は27人目。スマートフォンなどに広く使われるリチウムイオン電池を開発し、現在の情報化社会を支えるほか、地球温暖化の解決にもつながる成果として高く評価されたとのこと。スウェーデンの王立科学アカデミーは、「私たちの生活に革命をもたらし、人類に偉大な貢献をした」とたたえた。ノーベル賞受賞は、(世界の中での)日本レベルの一つのバロメーターと言えるかもしれない。

2019年9月

・スウェ―デンの環境活動家・グレタ・トゥンベリ少女(16歳)にびっくり。アメリカニューヨークでの国連「気候行動サミット」(23日)において「世界の首脳は環境問題に取り組んでいない。あなたたちを絶対に許さない」などと本音のスピーチ。これに僕を含めて世界の多くの人々が大きく反応しており、今後に注目。

・下旬、栃木県内民有林の2018年度間伐面積の実績が発表されたが、目標の半分程度とのこと。これは地球温暖化対策一環の事業なのだが、これが実態で多分、実績率は全国的にもあまり変わりないだろう。

・中旬、台風15号が主に千葉県内に大きな被害をもたらし、混乱は事後も続いている。特に電機や水の供給がストップされたことにより、生命にも関わる重大事となってしまう恐ろしさを改めて実感した。大規模停電の全面復旧にはかなりの時間を費やしたが、この時季、日本列島は毎年のように台風の上陸により豪雨、土砂崩れ、河川氾濫などが起こり、実に悲惨で痛々しい状態となる。いずれも目に付くのが山の杉や桧の「流木と倒木」である。今回はプラス、手入れが行き届いていない立木(杉)の病気もあり、これらが被害を一層悪化させてしまっているようだ。ここ50年の国の国土政策、林業政策の失態が火を見るより明らかなのだが、中央の政治家や官僚は多分、このことを口にしないだろう。

・22日(日)はビッグなスポーツニュースが多かった。女子テニスの東レ・パンパシOPで大坂なおみが初V、女子ゴルフの渋野日向子がデサント東海クラシックで大逆転優勝、男子バドミントンの中国OPで桃田賢斗が逆転勝ちの初V、そして、大相撲秋場所千秋楽の優勝決定戦で御嶽海が貴景勝を破り二度目の優勝-―と。このところテレビでは女子バレーボールW杯やラグビーW杯も放送され、僕は心身疲労で“快適”!

・11日(水)、第4次安倍再改造内閣が発足し、我が郷土出身の茂木敏充衆議院議員が外務大臣に就任した。経済再生担当大臣からの横滑り人事だが、いずれも要職であり、ますますの活躍を念じたい。今、彼との“やり取り”が盛んだった頃を思い出したりして、僕は密かにほほ笑んでいるところ。

・最近のマスメディアにおいて、将来の総理・総裁候補の一人として茂木大臣の名前がオープンに上がるようになり、僕の彼に対する期待感が増してきた。時代こそ異なるがおよそ100年前、大正期の中央政界において、原敬や高橋是清を補佐し、大正デモクラシーを実質的に牽引した、我が郷土出身の横田千之助のレベルまでついに到達してくれたと、嬉しく思っている。56歳の若さで急逝してしまった横田について、時の元勲、山縣有朋や西園寺公望といったそうそうたる面々が、横田の死を痛く悲しんだという当時の記録・書物等が当館には残っている。

・2005年(平成17年)、横田に関し、僕が地元紙に投稿した「私のノート」、また、関係資料の一部は次のとおり。

・1日(日)~9日(月)、当館では第35回足利薪能記念「橋岡一路能面展」が開かれた。主催者である足利市教育委員会教育長のあいさつ文、また、橋岡先生ご夫妻を中心とした記念写真をここに載せ、当館及び僕の記録としたい。