2020年6月

・先月9日、地元紙・両毛新聞休刊(閉刊?)との報道あり。27日に岡部社長の娘さんが同社幹部とともにご来館、この事情を知った。
オヤジに引き続き僕も長年同紙を愛読し、時には寄稿もしたりして親しんできたので、一抹の寂しさは隠せず、残念であることは確か。今月、僕の同紙のスクラップに目を通してみたが、結構のボリュームがあり、改めてビックリ。大学卒業後、足利に帰省した後の僕の“歩み”を思い起こすこともでき、貴重な資料となっている。地方紙は当地域に根付いたものであり、時には中央紙よりも詳細な情報を正しく伝えている面が伺える。

・コロナ自粛の全面解除(6/19)。全国的にコロナ対策と社会経済活動の両立を目指して新たな局面を迎えたが、国内主要観光地の来訪者が急増している模様。僕たちそれぞれが知恵を絞って対処する時代へ。

・河井克行・案里夫妻の逮捕(6/18)。政治・選挙の世界の“現実”が大きく露呈し、多くの国民がショックを受けるとともにウンザリの気持ちだろう。カネに対する人間の醜さ、弱さは未来永劫と続くのだろうか? それにしても国民の政治(家)離れ、選挙離れに一層の拍車がかかってしまうのが残念。

・コロナ第2次補正予算を成立させた国会(6/12)。補正予算としては過去最大だが、あとは有効かつスピーディーに執行してほしい。
「治療薬とワクチンの開発」を国民は等しく望んでいる。国民のための国会。

・コロナに関する国の大型補正予算(第1次)が執行されているが、相変わらず民間等への委託による事務事業が多く、多額な税金を投じて自ら汗をかかないのが官僚という印象で、国民の非難・批判の矛先を直接受けない仕組みとなっている。100年に一度の国家的危機、国難とするならば、全国各地に存在する国の出先機関の国家公務員を総動員して対処すれば、能力・経費の両面で効率がいいと思うのだーが。それにしても緊急対策であるはずの給付金、助成金、支援金、貸付金等事務の推進が遅く、コロナ倒産だけでもすでに300件を数えるほどになっているそうだが、国の政治・行政はもっと緊張感を持ち、中小零細事業者等国民の立場に立って臨んでほしい。