2018年12月

・フィギュアスケート女子全日本選手権で坂本、紀平、宮原が上位3人となる。それぞれの華麗でダイナミックな演技は見事だったが、その他の選手を含め、世界における日本のレベルの高さが誇らしい。

・23日(日)、天皇陛下としては最後の誕生日会見に見入る。先の戦争や自然災害による犠牲者への想い、テロを含めた国際紛争問題等々、特に皇太子、天皇として歩まれた日々を肩肘張らず率直に語られたとの印象。85年の「重厚」。

・日産元会長・ゴーン事件。3度目の逮捕で勾留期間が延長となり、世界がさらに注目。日本検察の威信をかけた戦いが本格化か。(20日・木)

・東名あおり運転求刑23年に対し、横浜地裁は18年を判決とした。僕らには一種の暴動と思える行為であり、どんな理由があろうとも万人、人命尊重でありたいもの。

・16日(日)に韓国仁川で行われた卓球のGPファイナル。男子シングルスで張本智和、女子ダブルスで伊藤美誠・早田ひなペアーが堂々の優勝。伊藤美誠は先の国際試合シングルスで中国3強を倒して優勝しており、今や世界の頂点に立とうとしていて頼もしい。

・ストックホルムでのノーベル賞授賞式(11日・火)に臨む本庶佑京都大特別教授。「日本の製薬企業は投資に慎重で目利きが少ない」「もっと未来への投資を」と訴える。国際競争に負けまいとする意気込み強し。

・今や“いざなぎ景気”と政府が見解を発表、メディアも報道。しかし本当?という国民の声多し。確かに円安で輸出関連企業などは好景気で、税収も伸びているようだが、真の豊かさとは―。

・官民ファンド、産業革新投資機構の民間出身取締役の9人全員が辞任表明した(10日・月)。経産省との対立激化が浮き彫りになったが、“成長戦略”の目玉は一体どうなるのか?

・バンクーバーでのフィギュアスケート女子、紀平梨花が自己ベストでGPファイナル初V。あのザギトワ(ロシア)を破って堂々たるもの。(8日・土)