2020年4月

・世界全体に新型コロナウイルスの感染拡大防止対策が及んでおり、PGAゴルフツアーをはじめ国内外の各種スポーツ・文化・芸術等イベントの延期や中止が多く、残念かつ憂鬱な日々が続く。この際、「三密(密接、密閉、密集)」を考慮すると庭木の手入れが一番かと、新緑で清々しい庭園にて多くの時間を過ごす。どうやら「緊急事態宣言」は延期する方向となった。(4/30)

・コロナ対策において、我が国のPCR等検査能力が決して高くないことが明らかになってきて残念。また、この補正予算が国会で成立し執行されるが、果たして十分かどうかが疑問だ。国は国民の立場に立ち、まず目一杯予算を投じ、医療や経済などで困窮する国民を救うべきではないか。まさに政治的に大胆な決断が必要な時だと思う。敗戦以来の国家的危機、国難とするならば―。

・第二次世界大戦敗戦後、廃墟の日本はGHQの指導もあり、農地改革とともに一定以上の資産家に対して「財産税」を課した。国土再建のための一方策でもあったようだ。この財産税法の施行は敗戦翌年の1946年(昭和21年)11月1日で、僕の誕生日だった。ちなみに我が家は、総資産の70%近くに当たる国税を多くの宅地や山林を売却して一括納税し、いわゆる資産家ではなくなった。

・テレビは連日、朝から晩までコロナ、コロナと報道。僕も関心は極めて高く、各チャンネルを回しては情報キャッチに努めている。このウイルス問題の閉じ方によっては、僕らの社会・経済環境が大きく変化してしまうのではないかと危惧。とにかく医療、経済、教育、文化、芸術、スポーツ等々、崩壊があってはならないと祈念。