ゲストハウス松香庵の2か月

松香庵201506a   近隣では珍しいゲストハウスをスタートさせて2か月余が経過した。当面は閑古鳥が鳴くだろうと想定していたが、結構の利用客に恵まれ、楽しい出会いのひと時を過ごしている。目下、足慣らしには丁度いいペースか。ゲストの第1号は、元小学校教員で群馬ひとり旅の男性。第2号は「ココ・ファーム・ワイナリーに行ってきました」と、大阪からひとり旅の知的な若い女性だった。礼状までいただいた。今まで迎えた数十名の内、女性の割合が80%を超えている。松香庵201506b
 外資系企業の4か国語に精通する女性社員、東京都○○区女性職員、中国人女性留学生・旅行者、タイ人女性旅行者、県内の女性住職や女性グループ、○○県庁職員夫妻、地元のご家族・グループ、アメリカ人男性のひとり旅、サイクリングの得意な東京の男性、ツーリングの好きな札幌の男性、関東一円また遠方から若い女性のコスプレ撮影グループ等々、バラエティに富んでいる。大半の方々がゲストハウスの利用マナーを心得ていて、提供者側も実に気持ちがいい。「ゲストハウスのある街が面白い街」と思っている若者が多い事にびっくりした。また、私が常々口にしていた、東京―足利―栃木―日光・那須方面のコースをたどる人も複数いた。
松香庵201506C 1泊、2泊する旅行者等の滞在行動は意外で、群馬の富岡製糸場(世界遺産)、同じく富弘美術館、あしかがフラワーパーク、ココ・ファーム・ワイナリー等がメインで史跡足利学校、鑁阿寺、織姫神社等は、私が説明を付加する事により訪れてくれている。私の後輩・市職員幹部の中には、まだまだ可もなく不可もない「事なかれ主義」に浸っている者もいて残念だが、名実ともに官民一体となって、市内外にもっともっと足利のインパクトを強めたいと思っている昨今である。