2018年5月

・関東学生アメフト連盟は29日、例の危険タックル問題に絡む関係者の処分内容を発表した。監督・コーチの除名や選手の出場停止等々により、僕はおおむね「なるほど」―と。

・当館第3回目の「はなうつわ」(花生けと器の展示会)が26日(土)、27日(日)に開かれ、盛況理に終了した。会場はCON展同様、当館をメイン会場とし、他の古民家等含め6会場に拡大された。文化・芸術と経済は課題だが、受益者負担と言える入場料1,500円(前売り券1,000円)でも多くの人々が来館してくれて連日ビックリ。主催者側スタッフの周到な準備の様子が至る所で伺え、作家・作品と同様に立派!

・日大アメフト部の危険タックル問題に愕然。ルールを重んずるスポーツの世界で起こった悲劇である。強者が弱者を虫けらのように扱い、挙句の果てに強者が言い逃れしようとしている様はこの時期、森友・加計・日報問題に絡む政治家・官僚と同様に重なってメディアから伝わってくる。強者のウソが丸出しと感じるが、国の政治・行政がこの手本のように映ってしまうのも残念。(5/25)

・小学生時代に仲良く遊んだ女性同級生が中学校(二中)のクラス同窓会にて来足、懇談(5/21)。3年前から毎年、この時期に同同窓会が開かれその翌日、彼女が来館して談笑する流れとなっている。今回は当館すぐそばのカフェ・あまから家でもう一人、女性同級生も一緒だった。当時は近所に子どもだらけだったので、庭を抱えている我が家では、多くの友達と勉強もせずに毎日のように遊んだ。彼女たちは僕ら小中学生の頃の一端を思い出させてくれてありがたい。だがそのクラスでは男女12名が他界していると聞いてショック。残る同級生みんな、いつまでも元気にいて欲しい。

・小中学生時代からの友人がCON展開催中に夫婦で来訪して懇談、夜は久しぶりに酒も酌み交わした(5/16)。しょっちゅうベタベタ付き合っているわけでもないのに、互いに毎日会っているかのように遠慮ない会話ができるのはなぜだろう。子ども時代の幼稚なプラトニック・ラブストーリーも面白いもの。彼は昔のことをよく覚えていてびっくりもするのだが、同時に僕の記憶も蘇り、コッペ(彼の別名)、ありがたきかな。

・スポーツのほかアート展等、芸術文化の分野においても“心の豊かさ”を感じさせてくれるのだが、どうして政治の分野はこんなに濁っているのだろうか?

・現代アート「CON展」開催中で19日(土)まで。5年ほど前から当館のみで開かれていたCON展は今回、市内9か所を会場として拡大された。初めはCON展構成メンバーが主体的に立ち上げたアート展だったが、今や公共の市立美術館はじめ行政、ボランティア等とうまく連携し、出品作家も50人を超えるほどの行事に発展した。新たな活用古民家も発掘され、僕も嬉しい。昨日(15日)、市街地の会場巡りをしてきたが、いずれも作家の作品・説明が輝きを放ち、ボランティアの接遇など心地よいものだった。

・スウェーデンハルムスタードでの世界卓球団体戦。特に期待された女子は決勝で中国に1―3で敗れた(5日)。ただ、準決勝でコリア(韓国と北朝鮮による南北合同チーム)を石川佳純の大健闘もあって3―0で倒し、決勝でトップの伊藤美誠が激戦の末逆転勝ちしたことには感動。男子も張本智和の一層の成長が期待でき、近い将来、かつての卓球王国日本の復活を願って止まないところ。

・ゲストハウス松香庵のGWは主に女性グループ・家族・ひとり旅の客で賑わった。丸3年が経過し、当庵が知れ渡ってきたのかな?と思わせた。中には男女混合のハイキンググループやアートグループの利用もあり、毎日のように楽しい宿の雰囲気を醸し出してくれた。歓迎と感謝。

・衆参両院の予算委員会は10日、加計学園問題に関して柳瀬元総理秘書官を参考人招致した。与党関係者から柳瀬氏の説明を評価する声が上がった一方で翌11日、愛媛県の中村知事がこの内容に反発して記者会見した結果、世論の大勢は知事のコメントを「真実」と受け止めた模様。2015年4月2日に同県職員と交わした柳瀬秘書官の名刺も公開され、知事発言の「ウソは他人を巻き込むことになる」に同感の人多し。現政権が生き残るのに必死なため昨年来、部下である官僚幹部が次々とウソを上塗りし、墓穴を掘っている姿のようで何とも見苦しい。